2023.08.24 登録
[ 神奈川県 ]
自宅から車でたった30分。
それでも僕はホテルに泊まりに来た。理由はひとつ、大磯プリンスホテルにある「サーマルスパ S.Wave」に入るためだ。
原田泰造が「サ道」で訪れたあの場所。サウナーなら誰もが一度は憧れる場所だ。
しかも今は、宿泊者限定で子連れOK。僕たちにとっては、迷う理由がなかった。
ホテルのロビーに足を踏み入れると、プリンスらしい重厚で静かな空気が広がっていた。
中央にはロフトラータが優雅に置かれ、淡い光を受け止めていた。それだけでこの旅がただのスパ旅行で終わらない予感がした。
チェックインを済ませ、部屋に荷物を投げ込み、すぐさまスパへ。
台風の余韻が残る空はどんよりと重かったが、風が雲を裂くように吹き抜け、ところどころから青空が覗いていた。
バーラウンジのような空間を抜け、子供とともにインフィニティプールへ。
波は荒く、岩にぶつかって白く噴き上がっていた。視線をあげると、雲間から富士山が姿を覗かせていた。
子どもと遊んだあと、僕はひとりサウナに忍び込む。扉を開けると──ぬるい。
巨大なサウナストーブが鎮座しているのに、温度は意外なほど低い。
でも、すぐに理解した。ここはサウナーのためのサウナじゃない。
Z世代たちは永遠に自撮りをしていて、誰も汗をかくためにここへ来てはいない。
水風呂も20度。ライトユーザー仕様なのだ。
夕食を済ませ、湯気の余韻をまとったまま、夜のスパに再び戻る。
時刻は21時。日帰り客は去り、空間は静けさを取り戻していた。
開閉される頻度が減ったのであろう。
温度計は同じ90度。でも昼より安定している。
静かな照明、テレビも音楽もない。
普段の高温サウナであれば迷うことなく最上段を選ぶが、
ここにはそもそもその選択肢がない。
それがまたいい。
6分でギブアップしていた高温サウナと違い、ここでは12分、いやもっと入っていられる。
じわじわと「もう1分、もう1分」と時間を伸ばし、ギリギリでシャワーへ。
シャワーは三つ用意されている。
アロマとミントのシャワーを交互に浴びて、真ん中は結局試さなかった。人生とはそういうものだ。
水風呂に入り、風に誘われ外へ出る。
台風一過の夜風が肌を撫で、世界をひとつ柔らかく包み込んでいた。
リクライニングチェアに体を預け、目を閉じる。
気づけば、僕は静かな眠りに落ちていた。
[ 静岡県 ]
久しぶりに、サウナについて書いてみようと思う。
正直に言えば、あの頃の熱病のようなサウナへの執着は、いつの間にか遠ざかってしまった。
毎日通わなければ落ち着かず、身体のどこかがうずくようなあの感覚は、
いまではもう静かに僕の中から姿を消している。
かわりに、少し距離を置いた、健全で成熟した関係が僕とサウナの間に芽生えつつある。
義務じゃない。儀式でもない。ただそこに、心地よさとして在ればそれでいい。
さて、今回訪れたのは静岡。
仕事で立ち寄ったこの町で、ふとした偶然に導かれるようにして「鷹の湯」にたどり着いた。
名前にどこか強さと孤高さを感じるその公衆浴場には、想像以上の熱量が秘められていた。
まず目に飛び込んできたのはバレルサウナだ。
こんなところに?と思わず足を止めた。
しかも、ただのバレルじゃない。火力が尋常じゃない。
身体の芯を、否応なく灼くような熱。
それだけではない。
12分ごとに訪れるオートロウリュとオートアウフグース。
熱と蒸気が狂ったように舞い、空気の粒が音もなく暴れまわる。
バレルサウナでこの仕様?と僕は何度も自問したが、そのたび答えは同じだった。
「狂ってる。でも、最高だ。」
汗がすべてを押し流したあと、身体を預けるのは、
静かに水をたたえた大樽の水風呂か、
一人用桶に備わった押しボタン式の滝水か。
あるいは、静岡の茶葉を浮かべた水に沈み、ゆるやかな時間に身をゆだねるのも悪くない。
どれもが選択肢として、きちんとそこに在る。
人生には、ときおりこういう場所がある。
目的もなくたどり着き、なにげなく扉を開け、思いがけず何かを見つけてしまう。
鷹の湯は、そんな場所だった。
次に静岡を訪れるとき、僕はまたここに来るだろう。
きっと、何も言わずに、ふらりと。
[ 佐賀県 ]
今まで全国津々浦々有名なサウナから無名の銭湯サウナまで、
いくつも訪れてきた。
けれど、ここはそのどれとも違っていた。
旅館の中のにあり自然と同調しつつも確かにここに存在する。
それがこの場所の価値を、さらに際立たせているように思える。
旅館には、圧倒的な非日常感がある。
その空間に身を置くだけで、僕たちはほんの少し浮遊感のようなものを感じることができる。
まあ、実際に泊まったわけではないのだけれど。
まずサウナへと向かう通路がまたいい。
細長く、控えめな灯りに照らされた廊下を抜けると、
こじんまりとした脱衣所にたどり着く。
そして暖簾を潜り抜けると山と一体化したような浴場だ。
夜に訪れたのは、間違いなく正解だった。
周囲の暗さが、一層この場所の雰囲気を際立たせている。
特筆すべきはサウナの特異さ
男女のサウナ室は壁で仕切られ、その中央に巨大な薪ストーブが鎮座している。
両側から勢いよくロウリュが注がれ、サウナストーンがじゅっと音を立てる。
蒸気は容赦なく広がり、熱は逃げ場を失う。
サ室は段々と上へと登っていく構造になっており、自然と温度が保たれる。
薪ストーブはやはり尊い。
窓の外には、御船山の森が広がっている。
窓は天井にまで伸びており、森だけでなく星空までもが視界に収まる。
この構造は、あとで訪れる「整い部屋」にも生かされている。
水風呂は、武雄温泉の源泉を冷やしたものだ。
露天のジャグジーも魅力的だが、何より印象に残ったのは地下の温泉水プールだった。
壁も床も、すべて青いタイルで覆われている。
そこに足を踏み入れると、まるで洞窟の奥深くへと迷い込んだかのような気分になる。
水面にはいくつかの浮き輪が漂っている。
それに肩を預け、目を閉じる。
完璧にととのうとは、こういうことだと思った。
外気浴をするのも悪くない。
けれどせっかくなら二階の「整い部屋」へ行ってみるべきだ。
そこでは、三種類のデトックスウォーターが飲み放題で、
平飼い卵のプリンが食べられる。
ほんの少し塩をふり口に運ぶと、甘みが際立つ。
失われたミネラルが身体に戻ってくるような確かな感覚があった。
そして、この部屋の特徴もまた薪ストーブだ。
屋内なのに、本物の薪が燃えている。
煙は巨大なダクトで吸い込まれ、空気は澄んでいる。
聞こえてくるのは、薪がはぜる音と、炎が静かに揺れる気配だけ。
炎の前に足を伸ばす。
サウナで冷えた身体が、ゆっくりとほどけていく。
ここまで書いて、「一体何文字になったんだ?」と少し気になった。
まだまだ書き足りないがどうやら文字オーバーのようだ
[ 佐賀県 ]
羽田を朝7時に飛び立ち、機内でぼんやりとコーヒーを飲んでうたた寝しているうちに飛行機は降下をはじめた。
目的地はそう、佐賀県だ。
バスで佐賀駅まで向かい、タクシーに乗る。
向かう先は KOMOREBI だ。
友人が言っていた。「佐賀まで行くなら、ここは外せないよ」
彼は普段から決して変に誇張したり大げさに褒めたりすることのない男だ。僕は彼の言葉を信用することにした。
その言葉が偽りでない事に気付くのに時間はそう必要なかった。
清潔に保たれた館内。何よりも湯がいい。手を沈めると、まるで薄いヴェールに包まれるようなぬるりとした感触がある。
しばらく湯に浸かりながら、静かに呼吸を整える。
いよいよお楽しみのサウナ室だ。入り口には「ISO SAUNA」と書かれている。
ISO とは、フィンランド語で「大きい」という意味らしい。
実際に入ってみると、確かに大きい。座る場所はいくらでもある。
僕はふと「この広さに対して、サウナヒーターが足りないんじゃないか…」と思った。
決して温度が低いわけではない。ただ、もっと密度のある熱がほしい。
端にもう少し小さなヒーターを置けば、より完璧になるのに…
11時半になると、スタッフによるアウフグースが始まった。
タオルが舞い、熱波が送られてくる。動きはなめらかで、まるで一つのパフォーマンスを見ているようだった。
それでも、肝心の熱が少し足りない気がした。
僕は熱波が全身に降り注ぐのを待ちながら、「もう少し、あと少しだけ」と思う。
熱は、いつも足りないくらいがちょうどいいのかもしれない。
このサウナ室には、プロジェクターがあった。
壁にテレビが映し出され、大画面で何かの番組が流れている。しかも、二画面だ。
こんなものがあると、いい意味でも悪い意味でも見入ってしまう。
じっくり汗をかく。10分、3セット。
水風呂は大きく、深い。
僕は手足を水面から出し、後頭部だけを沈めて、ラッコのように浮かぶ。
この入り方が、僕にとって一番しっくりくる。
サウナに通うようになってから、手足が冷えやすくなった。
けれど、こうしてじっくりと水と向き合う時間は嫌いじゃない。
サウナを終えた頃には、空腹を感じていた。
移動するのも億劫だし、施設内のレストランへ入ることにした。
メニューには「佐賀牛使用」と書かれていた。
せっかくだからと、佐賀牛のキーマカレーとハンバーグを頼む。
僕はそれを静かに食べながら、ぼんやりと本来の目的を思い出した。
らかんの湯。
贅沢なサウナハシゴ旅だ。
夜になれば、佐賀の風景もまた違って見えるだろう。
僕はその変化を楽しみにしながら、目の前の食事をゆっくりと味わった。
[ 静岡県 ]
予想外の良サウナで超絶ハッピー。
子連れサウナーの最適解的施設。
基本はプール施設だが温浴スペースも非常に充実しており
水着着用で温浴スペースandサウナも利用できるなんて素晴らしすぎる。
プールはこの時期は外は使えず室内のみだがウォータースライダー(無料)もあり、
土曜なのに人全くおらず無双状態でキッズ大喜び。
途中子守抜け出しサウナに向かう。
まさかのサウナ4種類!
60度前後の低温サウナ。こちらはほぼ採暖室みたいなもの。
高温サウナは95度とこの手の施設にありがちな温度不足は一ミリも感じない良サウナ。
しかも段数も3段あり最上段はしっかりキマる。
他にもミストサウナと寝転べるスチームサウナもあり。
水風呂も最高だが何より整いスペースに太陽が当たるのが最高に気持ちいい。
チェアも多いし、そもそも穴場なのか全然人がいないのが良すぎる。
家族も自分もハッピーハッピー
いい意味で予想裏切られ、これだからサ活はやめられない。
いわゆるサウナブームに迎合したサウナ特化施設や、
付加価値高めるためにバレルサウナなどで価格釣り上げてくる系の施設も散々行ったが、
この手の昔ながらの良きサウナシリーズもやっぱいいんだよなぁ。
プール、温泉、サウナ、全部込みで時間制限なし1360円だもんなぁ
唯一気になったのが水着着用だから仕方ないのかも知れないが
サ室が一切タオルやサウナマット類なく、
座面が汗andプールの水でビチョビチョなのが不快😖
[ 大阪府 ]
初めてきましたスパワールド!いやーこんな巨大施設がまさか大阪にあるなんて!
東京、神奈川にはないですよね。
男女別の浴場階がそれぞれあって、
それとは別に屋上に巨大流れるプール、屋外バレルサウナ、インフィニティプールと
盛りだくさん。
屋上のバレルサウナは流石に高過ぎて週末でも使ってる人がいませんでしたね。
まぁ子供孝行のつもりでプールもあるしということできましたが
想像以上に良かったのは嬉しい誤算。
しかも朝8時まで営業してる!
男女別のフロアは月毎に交代するみたいで今月は男性は洋風、女性がアジア風でした。
まず驚くのがバブル全盛期のような煌びやかさ。
そして風呂の多さ😂
完全サウナー向け施設ではなく、大衆向けのため、
動線とかはかなり微妙で整いチェアとかも少ないし、
喋ってる人ばっかりだし、
でもそれを差し引いても有り余るワクワク感がある。
フィンランド風サウナは高温と低温でわかれてて、
サウナーはこのサウナ一択になるかと。
他にも塩サウナ、スチームサウナ、薬草サウナがあったが
何も温度が低く全然温まらない。
ホテルも併設で最高でした!
USJ行く時にはリピ確で子供も喜んでました。
[ 大阪府 ]
USJで一日中遊んだ後、
すぐ近くのパークホテルに宿泊するもサウナがなかった為、
タクシーに乗ってわざわざ日帰り利用2000円。
LINEのメンバー登録で500円引きはマジでありがたい。
600円のタクシー代がほぼなかったことに。
ここの大浴場、サウナ、水風呂、ミストサウナ含め
いい意味で期待外れでよかった。
清潔感もあり、タオルも使い放題。
サウナ室は広く、待ちも発生しない。
あえていうなら水風呂が小さすぎる(大人2人で限界)
立地的、価格帯的に子連れが非常に多く閉店間近の
22-24時利用でも常に子供が溢れていた。
サ室も子供の出入りが多く温度下がり気味なのは玉に瑕。
しかし露天スペースには3脚のみだが整いチェアもちゃんとあり、
さらに天然温泉であるのも◯。
今後USJ利用の際はこのホテルでリピ確。
ミストサウナは5分に一回くらいの頻度で3分間くらいミストが噴出されて、
噴出されている間は雨のようで非常にきもちいい。
更に各座席にシャワーヘッドもついており、
暑くなってきたら水をあびれる。
これはまさに赤坂サウナ東京のスタイルだ!
きもちよかったデス。
[ 大阪府 ]
カンデオホテル系列は今まで宇都宮と熊本で利用したことがあり
どちらもサウナよかったので期待していたがここは可もなく不可もなく。
サ室はドライカラカラで温度は90度いかないくらいの低め設定。
他店はオートロウリュウあったがこちらは無く残念。
また露天スペース含め、くつろぎチェアの用意もなくかなり残念。
椅子なんていくらもしないんだから置いて欲しいものである。
(そもそも置くスペースがない)
USJの近くということもあり、前後の利用で良ければ固定メンバーとしたいところだったが
残念ながらリピなし枠。
[ 福岡県 ]
日帰り博多出張で限られた時間の中で食事を捨てきましたサウナ。
絶対静寂の厳しい縛りの為、一切会話してる人はいませんでした。
そこら中に絶対静寂と共に、スタッフ呼び出しボタンまである
徹底ぶり。
屋久島の杉を使ったというハーフバレルサウナは
10分おきにオートロウリュウ、オートアウフグースが起き、
温度も高めでかなり心地いい。
室内は間接照明と鏡も貼られており広く感じる。
水風呂も嗜好を凝らした3タイプ。
温浴はなく、シャワー、2種類のサウナ、水風呂、整いルームのみ。
うまく引き算のされた設備。
整いルームでは照明も暗く、炎のゆらめきを再現したライトが気持ちいい。
またBGMもここ専用に作曲されているらしいです。
博多といえばウェルビー一択だったが積極的に再訪したいサウナでした。
[ 神奈川県 ]
安定の筋トレからの極上サウナ🧖
色々破損箇所も細かく修理してくれていて安心感。
清潔感もあるし、サシツの匂い、湿度が好き。
ダークトーンで落ち着いた間接照明。
たまらんす。
makuakeでクラファンやっており、10回分がお得な40%オフで買えました‼️
有効期限あるので注意が必要です⚠️
[ 愛知県 ]
素晴らしいの一言。
サウナ室の良さ、なにより風呂のバリエーションの豊富さ
夜中の1時に異様に混んでて
しかも若年層、ロン毛、筋肉質な人が多いのは何故なんだろう?
異様な光景。
AKCとかですらここまで混んでない
[ 東京都 ]
今日の昼間のアウフグースで
まさかのNujabesがかかっててテンションマックス。
最高にchillなロウリュタイムで気持ちよかったー。
思わず4セット入ってしまい、ギリギリ1時間内でおさまった。
ドリンクの制度が多分変わった?
1時間は300円で飲み放題になったのでありがたい🫶
[ 神奈川県 ]
日本帰国早々、一発目はラッコに表敬訪問。
水風呂や温泉に入ってるおじさんたちがみんな🦦に見えてくる。
ギリ爆風ロウリュウに参加。
めちゃくちゃ熱くて気持ちよかったー。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。