おそらく、このホテルにサウナ目的で来るサウナーはいないでしょう。きっと、ウェルカムベビー&ウェルカムキッズを目的に来た家族連れがサウナーだったというパターンが大半。私もその一人。結論から申し上げると、他の皆さんのサ活にもあるように、決してサウナが充実している訳ではないですが、ほぼ子連れ100%のホテルだからこその、非常にエモいサウナ体験ができます。
まず、浴場は
①家族と別行動で、1人でサウナに来たお父さん
②子どもと一緒に大浴場に来たお父さん
に大別されます。その構図がまず面白い。私は①の方。妻と子どもは女湯に行き別行動でした。1人でサ室に入ってくるお父さんと目が合うと、「寝かしつけ、終わりました?」そんな言葉が出てきそうになります。出しませんが。エモい。
そして、”サウナに初めて触れる子どもたち”のリアクションもエモい。サ室は広くはありませんが、6~7人は入れます。私がサ室奥2段目にいると、サウナに興味津々なちびっ子がサ室にかわるがわる入ってきます(なので、温度の影響受けづらい奥がオススメです)
「うわっ、あちぃ!」
「いつまで我慢すればいいの!?」
「もうちょっと座ってる!」
「座る位置で熱さ違う!」
…あぁ、サウナ初体験ってこんな感じなんだなってのを見守るのがエモい。それを見守ってるお父さんたちもエモい。意外とぬるくない水風呂でキマってると、ちびっ子が「なんでそんなに入れるの!?」って聞いてくるのもエモい。サウナに入ったからだよ~全身水風呂に入ると風邪ひくよ〜って答えてあげる。これはなかなか他のサウナ施設ではできない、新鮮な経験です。
子どもたちにとっては、お風呂は守らないといけないことがたくさんある空間。騒がない、走らない、長湯しない…でも、ふとサウナ室に目をやると、知らないおじさんが気持ちよさそうに自由に汗をかいている。なんだろう、楽しそう。そんな純粋な目線が、またエモいのです。漫画「ハンチョウ」の弘樹くん回、分かりますでしょうか?あの大槻班長のような”無頼”なオトナになれている気がするのです。
整いスペースは、内湯の左奥、内湯のヘリと洗い場のヘリが鋭角に交わってる箇所に腰掛けると、壁にもたれながらちびっ子の喧騒から少し離れられながらも、遠くのわちゃわちゃが心地よい塩梅になります。露天の岩にも座りましたが、お尻に跡つきます。それもまた一興。
部屋に戻ると娘が寝息をたてています。妻からは「こいつまたサウナ入ってきたな」という目線。これもまた一興。
時間:18:00-19:00
①サウナ8分30秒
サウナ室は90度。じっくりあったまってすぐ隣の水風呂へ。そして外気浴。外気浴スペースがないので露天エリアの石に座る。風がいい感じ。お尻は軽く痛かったけど。露天風呂もとても良い。
②サウナ7分
サウナ室、95度くらいにあがってた。人の出入りに左右される感じなのだろう。時間は短いけど1回目以上にじっくりあったまった感覚。水風呂からの露天エリアへ。1回目と違うところを探す。なかなかここだという場所は見つけられてないけど気持ちは良かった。露天風呂がいい感じに熱くて良い。
③サウナ6分30秒
サウナ室、今回は92度くらい。からの水風呂、露天エリア。外気浴、1回目の場所へ。お尻の痛さを気にしなければ結構じっくりと楽しめた。風がほんとに心地いい。肌寒さを全く感じない心地よさ。よかった。
男
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92℃
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