宮崎直哉

2025.07.31

1回目の訪問

羽田空港から始発の便で青森へ。機内ではほとんど眠れず、半ば夢の続きを引きずるようなまま、空港から青森魚菜センターへ直行した。朝の空気に胃が驚いたが、名物のカレーはどこか懐かしい味がして、旅のリズムがようやく整った気がした。

「まちなか温泉青森」に着いたのは午前10時過ぎ。ビジネスホテルのような見た目に少し不安を覚えたが、中に入ると予想以上に清潔で広々としていた。受付の対応も簡素で心地よい距離感だった。

浴室は青森ヒバの香りがほのかに漂い、熱すぎない湯温が身体にやさしかった。広めの主浴槽に浸かりながら、天井のやわらかな光をぼんやりと見上げる。こういう時間が欲しかったのだと思う。

ドライサウナは温度計が90度を指していたが、肌あたりは柔らかく、じんわりと芯から汗が出る。テレビの音も控えめで集中できる。水風呂は深さと冷たさのバランスが良く、キリッと身体を引き締めてくれた。

その後の外気浴が、とにかく素晴らしかった。屋外のととのい椅子に身を沈めると、青森の空と風が一気に包み込んでくる。呼吸が深くなり、思考が遠のく。気づけば二時間も眠ってしまっていた。風にさらされながら、ここまで深く眠ったのはいつぶりだろう。

館内には無料のマッサージチェアや宿泊者用の漫画コーナーもあり、湯上がりの余韻をゆっくりと味わえる。日帰りでも十分だが、泊まりで訪れた価値があった。

久しぶりの休みに、ただ湯に浸かり、風にあたり、眠る。そんな単純なことが、これほどまでに救いになるとは思わなかった。まちなか温泉青森は、派手さはないが、静かに整う力を持った場所だった。

宮崎直哉さんのまちなか温泉青森センターホテルのサ活写真
宮崎直哉さんのまちなか温泉青森センターホテルのサ活写真
宮崎直哉さんのまちなか温泉青森センターホテルのサ活写真
宮崎直哉さんのまちなか温泉青森センターホテルのサ活写真
宮崎直哉さんのまちなか温泉青森センターホテルのサ活写真
0
16

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!