リバーサイド上田館
ホテル・旅館 - 長野県 千曲市 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 長野県 千曲市 宿泊者限定
サウナ:8分 × 3
水風呂:なし(シャワー)
休憩:6分 × 3
合計:3セット
温泉ホテルの朝サウナ。「千曲の湯」。
朝イチで風呂ってやろうと目論んでいたので、前夜は普段よりずっと早く就寝。そしたら目覚ましよりずっと前に目が覚めてしまって布団でゴロゴロしていた。どうせ寒いので散歩しても冷えちゃって野暮だものね。
朝風呂は5時からだというので、一番乗りを目指して10分前に向かう。わはー誰もいないそりゃあそうだこれからぜったい早起きしたおっちゃんたちがわんさかやってくるに違いないぞ今のうちに大浴場貸し切り! とガシガシあちこち洗って風呂へイン。白い湯の花がたっぷり。掛け流しありがてえ…。人が来ないうちに昨日は施設の構造上入れなかった日替わりの露天風呂にもイン。41度。とはいえ外気温は0度をぎりぎり上回るくらい、高さは8階、ちょっと風が吹くとかなり体感は冷たい。露天風呂で汗をかく、ということはまずなさそう。
内湯に戻ると5時を10分ほど回っており、予想通り早起きしたおっちゃんたちがわんさかやってこようとしていた。サウナヘインしてしまおう。
定員5名、2段組、小さな電気ストーブタイプ。室温は85度、5分計れる砂時計。「さらしなの湯」とほとんど同じだが2段組ということはこちらの方が熱さを体感できる作り。ビート板を持って当然2段目へ座る。飾りっけなし、板目の木彫はほとんど黒ずんでおり、ところどころ剥げている。レトロというかノスタルジックですらある。無機質な虚しさを共にじっと熱さを身に受ける。おお…いいぞいいぞ、昭和ストロングマイルドサウナ。昨日と設定は似通っているのに、こちらの方が座り甲斐がある。しっかり発汗し8分で脱出。
やはり水風呂はないので水シャワーでクールダウンし、外へ。露天スペースは板壁で囲まれており強い風は吹いてこない。夜明け前で展望は全く挑めない。割り切ろう。ベンチがふたつ、床も冷えているのでビート板を2枚、拝借してきて足の裏と尻を守りつつ外気浴。身体から湯気が勢い良く舞い上がっては消えていく。気化熱冷却やべえ…3分ほどは寒さを感じず穏やかに熱が醒めていくのを感じる。5分もすれば鳥肌が立ってくる。頭はまだまだ寒さを知覚していないが、首から下は「もう寒いっすよ! 戻りましょうよ!」と訴えかけてくる。面白い。面白がっていては風邪を引く元なので、素直に身体の反応に従うことにする。
同様に合計3セットをこなす。やはり外気浴の効能は莫迦にできない…。一方で気温がチルドすぎ「至ってしまう」ような整いには到達しなかったが、十分気持ち良くなれた。最後に露天風呂をとろとろといただいて部屋に戻り、朝食の時間をのんびり待つことにする。
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