2023.03.02 登録
[ 大阪府 ]
大阪、心斎橋の商店街の中、この日も私はキャリーを引いている。大阪中心地梅田で内定式を終え、私が向かうのは勿論サウナである。日本の街並みに目を輝かせる外国人に、腕を組む老夫婦、名物を頬張る若者など本当に沢山の人がいるが、あの時間の心斎橋で最も心を躍らせていたのはサウナを控えた私であった事には間違いない。大規模な施設であるというイメージだっただけに、ビルのワンフロアしかないことには驚いた。どうやら私のお目当てのサウナはビルの4階にあるらしい。上に向かうエレベーターに乗ろうとすると、完全に至った後のアノ顔をしている大男が降りてきた。私はこの時点で勝ちを確信した。4階に降り立つと、大阪とサウナ愛に満ちた靴箱が私を出迎えた。
-----------大阪サウナDESSE-------------
大阪府サウナイキタイNo.1に君臨するこの施設は、サウナ特化型施設とも言えるだろう。1種のプライベートサウナを除いても、大浴場に7種のサウナを擁し、4つの水風呂、露天にはBarすらも完備している(私は塩フィナンシェを食べた)。私の経験を全て書くと、1つの論文の長さになってしまうので、簡潔に。7つのサウナは、それぞれコンセプトを持っており、サ室前にそのサウナ名とイメージする情景が文章で記されている。それぞれの情景文は、公式サイトにて読めるので是非読んでいただきたい。サウナは、「川」「蔵」「庭」「森」「水面」「茶室」「はなれ」の7つに分けられ、全てが異なる特徴(コンセプト)を持っている。その中でも私が気に入ったのは「茶室」「はなれ」サウナである。
「茶室」では、扉を開けると畳が広がっている。名前の通り、日本古来の茶室をイメージした造りとなっており、急須を模した容器により行われるロウリュは日本を感じさせる。
「はなれ」は、茶室の隣にある客人用の部屋をイメージした造りである。実際、「はなれ」からはクリアパネル越しに覗ける窓のようなものもある。
これら7つのコンセプトがワンフロアに集結しており、それはもはや一流のテーマパークであり、ひとつの世界である。「USJよりDESSEに行け」私は声を大にして叫びたい。
これ以上は長くなってしまうのでここまでにしておこう。グッズの種類も豊富だったが、今回はステッカーセットとサウナパスポートだけに留めた。入場料込で合計6000円使ったが後悔はない。
実はこの施設、サウナシュラン2024を受賞。私が考えるサウナシュランの共通点は、「遊び」である。私が今まで訪れたサウナシュラン達には、高品質は前提の上でそこにしかない"何か"が存在する。私達は計算され尽くした施設をお金を支払うだけで味わえる事に感謝しなければならない。
[ 大阪府 ]
23時、新幹線で新大阪駅に到着。北九州とはまた違う賑やかな街。歩道ではスケートボーイズ達が各々の板を鳴らしている。お返しにゴロゴロとキャリーを鳴らしながら梅田の街を進んでいく。その姿が見えてくると、移動で疲れた私の表情がほぐれていくのを感じた。私の表情を照らすのは、ネオンライトに輝くあの3文字。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈大東洋┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
サウナイキタイ数が大阪第2位であるこのカプセルホテルは、サウナ3つ、水風呂5つを持つ老舗サウナである。公式Webでミストサウナ室のことを「テルマーレ」と表記している通り、浴場はローマをイメージしたかのような作りをしている。ちなみに言葉として似ている「テルマエ」とは、古代ローマの大浴場を指す言葉である。
サウナはフィンランドとロッキーの2種類がメイン。フィンランドではセルフロウリュ可。23時に到着したにもかかわらず人が多い、、がボヤいている暇は無い。私はロッキーの高温かつ湿度も十分にある中で汗を流すのが大好きだ。水風呂はシングルも用意されている他に、なんと言ってもその数と広さである。長年サウナー達を支えてきただけのことだけあって、水風呂待ちはそう簡単には起きそうにない。流石の気遣い。対して外気浴や内気浴ではかなりの人の多さにより少し手こずってしまった。2度目のサウナでは寝転び椅子を確保し、至ることに成功した。最後は超微細の泡が肌を癒すという、噂の露天風呂に入り、リラックス。この次の日に行ったDESSEでも見られたが、浴槽の中に水と一緒にイスを入れて座れる状態にしているあれは大阪特有の何かなのだろうか。これは研究のしがいがありそうである。カプセルホテルの醍醐味といえば、サウナ後のサ飯である。サウナーはこのために汗を流していると言っても過言では無い。大東洋はサ飯が豊富であるが、今回は名物のちゃんぽんに決定。いざ実食。気がつけば机上には瓶ビールとどて焼きが。そう、私はどうしても我慢できずビールセットを頼んでいた。嗚呼、罪深い私を許してください。勿論、これらの名物2品と流し込む黄金色の液体により、私は至高の境地にて天に召されるのであった。それからのことはよく覚えていないが、記憶にあるのは翌朝チェックアウトぎりぎりで飛び出した事と、大東洋が素晴らしい施設であったという事である。常連客と思わしきサウナーも多数おり、ここがホームサウナであるサウナ〜の存在を思うと、羨ましさと同時に妬ましく思ってしまうのは仕方の無いものである。翌朝、少し前まで全裸だった男達が、鏡の前で髭を剃り髪を整える姿は、絶望の中に活力を見出そうと、戦士のように勇ましく映っていた。
[ 大分県 ]
夏も終わりに近づく中、先日、大分県別府市ひょうたん温泉へ。ここは「源泉十割」を掲げた温泉。もちろん温泉好きが歓喜する"源泉かけ流し"である。
ーーー設備の説明ーーー
大浴場には風呂5種類(露天、ひょうたん風呂、檜風呂、岩風呂、瀧湯)、別料金で砂湯。
温泉の蒸気だけを利用したむし湯(スチームサウナ)2種⇒低音55℃、高温60℃。
ここでは、いくつか紹介しておく。むし湯は低音と高温の2種類があり、温度計はそれぞれ55℃と60℃を指している。先に言っておきたいのは、これは信じてはいけないということ。特に高温むし湯には注意していただきたい⚠️私は通常スチームサウナではサウナハットは装備しない。今回もそのつもりであったが、それは不可能であった。高温むし湯に入るや否や私は生命の危険を察知して部屋から飛び出した。顔と喉が焼けるところだった。
1度冷水を浴びて、完全装備でリベンジを誓う。頭にサウナハット、目以外をタオルで覆い、大谷吉継スタイルの完成である。それでも2分も滞在できなかったことを考えれば、恐ろしい部屋であったことが容易に想像できるだろう。天井に溜まった熱湯水滴が背中に落ちてくるあれは、正に拷問である。アツアツになった後の水風呂は一生入っていられる温度だった。(おそらく18℃くらい)
露天のベンチでととのおうと試みたが、気温も高かったので、ととのうと云うより黄昏れるの感覚に近かった。
大浴場にある浴槽前には、その温泉の効能などの特徴がびっしりと書かれてあったので、温泉好きにもおすすめできる施設である。
皆さんもぜひ。
[ 東京都 ]
2024/9.27。旅行最終日に渋谷へ。朝イチで両国から渋谷へ行くつもりが、逆方向の電車に乗車、千葉に突入してしまった。1時間のロス、サウナを楽しみに待っている最中にこれは耐え難き苦痛である。渋谷に着くと軽い雨が。ホテルチェックアウト後により、キャリーをキャリーしながら、桜坂を上る。渋谷の街に不思議と溶け込んだ暖簾を見つける。くぐるとそこには『サ』の文字が。
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~渋谷SAUNAS~
時代の最先端を往くこの渋谷SAUNASは、サウナイキタイ東京第5位を誇る、そして何より日本に再びサウナブームを巻き起こし漫画『サ道』の著者であり、日本サウナ・スパ協会から公式に「サウナ大使」を任命されたタナカカツキ氏が総合プロデュースを務めた施設である。
サウナはWOODSとLAMPIの2つで奇数/偶数日で男.漢/女で分けられる。私は漢なのでこの日はLAMPIである。LAMPIにはサウナが4つ。それぞれのテーマに合わせ、フィンランド語で名前がついている。1Fが受付、ワーキングスペース、サウナが2Fと3Fに展開。受付でなんともオシャレな腕につけるカギを渡される。思わず全裸でトイレに駆け込み、写真を撮った。浴室へ。先に言っておくが、この日も予定が詰まっていた為、全てを爆速でこなす必要があった。時間いっぱい使いたかったと今でも嘆いている。温浴はなく、シャワーと水風呂のみのスタイル。このスタイルは今自分が都会にいるのだと感じるのに十分すぎる材料である。2.3Fに分かれるサウナを私は2Fから順番に倒していくことにした。
『MUSTA』
まずはMUSTAである。入ってみるとセルフロウリュ可能なごく普通のサウナであった。当然クオリティはハイレベルだ。よく考えてみれば、セルフロウリュ可の高質なサウナと言うだけで最高である。因みにこの次に紹介するBED以外の全てでセルフロウリュが可能である。MUSTA終わりには寝転び型の水風呂に入る。結構冷たかった印象。温度は10代前半であろう。デトックスウォーターを飲んで石造りのととのいベンチに寝転んだら完成である。私は数分この世界から離れていた。
『BED』
時間が無い私はMUSTAの隣のBEDに入る、室内には木製のベッドのようなものが3つあり、たった3人だけが収容される。木製の枕もあり、まさにBEDであった。90℃くらいで心地よくそこで永遠の眠りにつけそうであった。寝起きの冷え冷えデトックスウォーターで目を覚ました。
『KELO』
階段を登り3Fへ。真っ先にKELOへ向かう。私が好むサウナ種族の一つだ。皆さんが想像するあのケロサウナそのものだった。大満足。3Fには自らツナを引き頭上から冷水が
[ 山口県 ]
1日目は「SOIL Nagatoyumoto」。そして、
2日目。最終日だ。今日は大本命、大谷山荘へ。湯本温泉街の中で最も有名であろうこの施設は、小泉純一郎元総理や安倍晋三元総理が宿泊した他、2016年日露首脳会談の舞台となった高級旅館である。他旅館が集まる場所から少し離れたところに位置することからも何か特別感を感じる。私はしがない金欠大学生、もちろん泊まることは出来ない。たとえお金があったとしても私如きが宿泊するのは気が引ける。そんな私たちの最大の味方「日帰り入浴」。こんな神システムを作ってくれた人、ありがとう。たった2500円で高貴な宿泊者たちと同じ設備を利用でき、同じ湯に入ることが出来る。財布を開けると野口さんと北里さんが1人ずつしか控えていなかったので、一瞬焦ったが、Paypayさんの登場により事なきを得た。
受付から大浴場まで、少し歩くがこの間にも大きな岩や小さな川など高貴な世界観が作られていた。
「せせらぎ乃湯」
広い脱衣所でありのままの姿になり、遂に中へ。広くて高級感のある内風呂とその外に輝く光に心を躍らせながら、身体を清める。なんだかいつもより入念に洗わなければならない気がした。ちなみに洗剤は良い施設特有のオーガニックで良い匂いであった。これはこの業界での確定演出だ。
さあ、準備は整った。部屋の前にあるマットを持って中へ。そこは、先程までとは違い、見慣れ通い慣れた世界のように感じた。一つ一つの設備は綺麗なものの特別代わりの無いサウナ室だった。90℃くらいだろう。TVはなく、窓から見える古風な庭園のようなものが自然と自分に向き合わせる。十分に汗を流し、浅めの水風呂で衣を作る。お楽しみの外は3、4台のイスの他に岩風呂、檜風呂があった。それらを横目に、1番奥のイスへ。目の前には音信川(おとずれ川)、真上には木の葉。徐々にあの世へ行く感覚はサウナーであれば皆理解できるであろう。寝転び空を見上げた時の、太陽に葉脈まで透かされたあの葉っぱ達の事は忘れない。檜風呂、岩風呂も川の流れを間近で聴きながら満喫できた。大満足で着衣を済ませ、実は最初から狙っていた脱衣所のマッサージ機で完全にいってしまった。隣にも同じような叔父様がいたので私がおかしい訳ではなかろう。。待合室では、ベランダに出ることができ特等席で音信川を見下ろすことが出来た。この旅行の記憶サムネイルはあの景色で決まりだ。2人の記憶としてシェアできたこと嬉しく、大谷山荘様には感謝したい。長々と綴った文でしたが、ご精読ありがとうござうなした。
皆様も長門湯本、ぜひ音信てみては。
[ 山口県 ]
これは私の備忘録。先日、山口県長門市湯本温泉を訪れた。私には1年半連れ添った彼女がいた。お互いが関係を続ける為に最善を尽くしたが、これ以上は難しかった。来る1年半記念日、2人はこの旅行を最後の思い出とした。これ以上は綴るまい。強調したいのは美しい思い出のまま終わりたかったということだ。
一泊するホテルに荷物を置き、温泉街へ。一直線に向かうのは、「SOIL Nagatoyumoto」。ホテルの中にレストラン、土産屋、そしてサウナを備える施設だ。予め予約していた時間帯に合わせ、受付へ向かう。90分1500円+水着レンタル500円。初利用のサウナはやっぱりウキウキする。サウナは最上階、扉のロック解除に手こずりながらも中へ。デトックスウォーターがある、こんな施設には期待するしかない。そして貸切!浴室の扉を開けると温泉街を一望できる景色が広がっていた。身体を清めてサウナ室へ。時計は90℃を示しているが体感はもう少し低い。セルフロウリュをすると柑橘系の香り(ゆずきちの香り)がサ室を包んだ。そして、この施設で最も特徴的なのが、サウナストーンの男女共用である。壁で仕切られていてお互いの姿は見えないが、互いの中間にサウナストーンが設置。これは初めての構造で驚いた。向こうも貸切状態だったようで会話もできるほどだ。サ室を出て再び男の世界に戻る。十分に汗を流して水風呂へ。冷たすぎない温度感で個人的に好きな温度である。匂いが少しプールのようだったのが気になったが、まあいいだろう。その先に待っていたのは湯本温泉街を一望できる光景。室内だが、扉が所々空いていたので半外気浴か。しっかりととのった。「夜だったら夜景が綺麗だろうな。」そんな、高所からの景色を味わう際には毎度考える様な当然のことを思いながらボーッとした。毎セット間にアノ魔法の水を挟みながらしっかり3セット。時間ギリギリにより、施設を出る頃には少し汗ばんでいるのは夏に近づいてきた証拠だ。施設も綺麗で細部にこだわりが見られるサウナだった。さて、明日は『長門の王』、大谷山荘へ。これは私の備忘録。次回、大谷山荘のサ活も見ていただきたい。
※浴室は撮影可でした。
[ 山口県 ]
※これは、1年ほど前のサ活です。
今回は、大学のサウナサークルのメンバーで山口県の東大寺別院阿弥陀寺 石風呂に行ってきました。これは日本古来のもので、現在のサウナに位置付けられるらしいです。また、毎月第1日曜日だけ石風呂を焚いており、訪れる事すら難しいレアサウナです。
早朝から焚き始め、室内温度は昼頃にMAXに達し140℃、立つと170℃にまで上るそうです。私達も昼頃に向かいました。暑すぎて皮膚が悲鳴をあげるので、長袖長ズボン+極厚の毛布を体に巻いて入ります。とても暑いのに、およそ20分も入っていたのに暑さによるキツさはありませんでした。中に入ると石で造られたかまくらのようになっており、現地民や広島から来た老将サウナーの話を永遠と聞きました。⇒話が長すぎて、退出するタイミングを失った。
水風呂は無く、汗だく服ビチョビチョで外に出ると、小川が傍を流れている所で無機質な岩の上でととのうことが出来ました。正直水風呂が欲しかった所ですが、今回は良い、悪いではなく全くの新しい体験が出来たことに感激しました。
車で昼飯を食おうと家系ラーメンを探しましたが、近くに無かった為仕方なく瀬戸内ラーメンを頂きました。
サウナもサ飯も新たな世界を見てみるのも楽しいですね。それでは、さうなら。
[ 宮崎県 ]
これはだいぶ前に訪れた時の記録である。
おつかれさうなです。
今回は、宮崎県『ひなたの宿』を日帰りプランで訪問した。
サウナと水風呂は1つずつ。サウナの温度は目が悪く見えなかったがかなり高かっただろう。水風呂はぬるめで、おそらく18-21℃の間とみた。外気浴は施設の名前の通り、太陽の日差しが丁度よく当たり、暖かみの中でととのうことが出来た。
田舎のサウナあるあるの現象がこのサ室でも見られた。サ室に入ってくる人は全員が顔見知りで独自の方言で言葉を飛ばす。サ室で度々見られる若者の会話と違い、地域のオジキ共の会話には不思議と不快感を覚えない。しかし今回は自分の世界に入りたい気分だったため、自慢の帽子を被り、音を軽減させる。頭に装備をつけているのは勿論私だけだ。田舎サウナでは、なぜか大抵の人が装備無しである。何れはこれらの田舎サウナの不思議についても解明していきたい。ここまで読んでくれたサウナ〜の皆様に感謝を示したい。
ご精読、ありがとうござうなした。
[ 東京都 ]
これは半年以上前の私のサ旅記録である。
9/25,渋谷から歩いて恵比寿へ向かう。渋谷駅と恵比寿駅の丁度真ん中に位置するのは『改良湯』だ。サウナー御用達の「サウナイキタイ」で、「イキタイ」の数が『黄金湯』や『北欧』などに次いで東京都4位であるこのサウナは、入口横で巨大なクジラのアートが(歓鯨)してくれる。料金は1000円、私はそれに加えてステッカーやタオルなどを購入し、合計は2300円にもなってしまった。(男)の暖簾を潜り中に入る。服を脱ぎ捨て、九州の男として『湯らっくす』のタオルを持ったら、さあ準備万端だ。サ室1つ(15人程収容可)、湯船2つ、水風呂1つ、外気浴のごく普通の浴室である。
身を清めて、サ室に入った途端、予定表には書かれていなかった、その日最後のゲリラ熱波が始まった。迷わず、私は最上段である2段目へ。中心にあるサウナストーンは私が見てきた中でも最多とも言えるであろう数の石が詰め込まれていた。そこに水を垂らすのだから、サ室は直ぐに灼熱の空間になった。ゲリラで現れた若武者熱波師は、その日最後のサービスという理由で残っていたアロマ水を全て注いでくれた。そこには確かに我々サウナーへの敬意と愛もあっただろう。私はその愛に答えるべく、次々と離脱者が出る中、最後まで愛のムチを打たれ続けた。
サ室を出て水風呂へ。少し深めのお陰でしっかりと全身冷却に成功。
待ちに待った外気浴へ。ここで緊急事態であり、最も恐れていたことが起こる🚨🚧。何故か外気浴の扉の前に全裸で整列するオジキ達。私は一瞬で全てを察した。
「ととのい待ち」である。サウナーにとって最も怖い存在であり天敵である。水風呂で纏った羽衣が剥がれていく音を聞く。とはいえ諦める訳にはいかない。順番を待って外に出る。ライトで照らされた壁やチェアが幻想的な空間を創出し、微かに間の空いた壁が、大都会の真ん中で「半分外」を造っていた。正直に言えば、私はここで入った2回とも「ととのう」ことは出来なかった。しかし、「ととのう」とは別の新たな感覚を得た。あの感覚では無く、まだ名前の無い新しいものだった。それだけで私は満足である。ちなみに2発目は貸切状態になったため、寝転がってみたり、「サウナストーン多すぎやろ」や「いや〜、めちゃくちゃいいな〜」等と独り言葉を発し、汗を流しながら満喫した。
全体を通して、特別な事をしていないながらも、全てが高水準であるサウナである、と評することにしよう。建物全体が綺麗で高級感があり、質が高く、あの価格であることが東京都4位である理由である。1000円。普段使いで『改良湯』とは、考えただけで飛んでいきそうだ。
ここまで読んでいただきありがとうござうなした。
[ 福岡県 ]
朝5時、アラームより先に目が覚めてしまった。今日は9時から博多で面接だ。3時間しか寝ておらず、憂鬱なはずなのにどこか心が踊っている。そうだ、面接の先にはサウナが待っているのだ。
面接では趣味の件からサウナの話をする。そうすれば緊張はすぐにほぐれる。いつものパターンだ。余談ではあるが、前回の面接ではサウナー面接官に天神SHIAGARU SAUNAをオススメしておいた。
面接が終わり、サウナの選定を始める。今日はこいつに決まりだ。より疲労を貯めるため、天神まで歩く。途中ではタイ人ツアーに混ざり、聖福寺を見学した。彼らはもう皆半袖だ。1時間歩いた先には、字面からして激アツなサウナがあった。
---サウナヨーガン福岡天神---
天神のビル9階に構えるこのサウナは、サウナ専門施設である。一般で利用出来るサウナは2つ。溶岩サウナと夜響サウナ。他にはプライベートサウナもあった。どのサウナも初めての際はウキウキが止まらない。シャワーを済ませて、まずは溶岩サウナにライドオン。サ室のドアには『壁には指一本触れるな』の文字。熱すぎて火傷をするらしい。「こっちは全国を飛び回ってんだ。舐めんなよ。」そんなことを思いながら中に入る。「アツい...」想像以上に熱かった。harviaの温度計は90℃を指しているがそんなはずは無い。もっと高いはずだ。薄暗い中周りを見渡してみるとサウナストーンが3箇所に点在。5分ほどで皮膚がヒリヒリしてきた。バスタブ型の水風呂に入る。10.2℃。素晴らしい温度感。扉があったのでベランダの様な所でととのう。幸せを感じた。
もうひとつのサウナ「夜響」に入る。日替わりで今回は「スモークサウナ」らしい。こちらはセルフロウリュ可能だったので、適度にかける。先程よりは熱くないが十分に熱い。温度計は85℃、湿度は20%を指していた。水風呂の後は、メインの外気浴へ。受付でサウナパンツを渡されたので、それを履いて屋上へ。階段を上がると大量のインフィニティ達が向日葵の如く同じ方向を向いて並んでいた。空は快晴、雲ひとつない。あれほど開放的に屋上でととのった事はこれまでなかった。先程追加で購入したアイスボックスサイダーを飲みながら日に照らされる。知らないうちに時間が残り10分だったので30分延長を決断した。
最高の経験。このサウナは福岡市No,1を狙えるポテンシャルを持っている。
天神駅からも徒歩10分と少し歩きますが行く価値ありです。個人的には晴れの日がオススメです。皆さんもぜひ。
初の海外旅行は韓国。幼稚園からの友と渡韓したが友がインフルでダウン。仕方ない。サウナへ行こう。事前に調べてはいたが本当に行けるとは思っていなかった。ポケットWiFiは2人でひとつ借りて行った為、私は友とポケWiFiをホテルに残し、インターネットが繋がらない街へ飛び出した。
何とかソウルの大都会、とあるビルの地下に佇むスパレックス東大門へ辿り着いた。受付で態度の悪い女性店員の案内を受け、ウキウキで館内へ。風呂は4.5個。水風呂はプールのようにデカいのと小さいのが1つずつ。平日19:30頃に行ったからか人は少ない。欧州系の外国人が多い印象。サ室に入ると、日本で見られる座る段差は無い。立っている人や座っている人がいた。サウナストーブの周りを囲む柵には誰のものか分からないパンツや下着が干されていた。
サ室が2人になったところで、隣の外国人と目が合った。「Hey, where are you from?」英語は特別得意では無いが話しかけてみた。「Switzerland」。スイスだ。その後も話が弾む。一緒にサウナを出てこのイタリア系スイス人と水風呂に浸かる。あまり冷たくない。本当にプールみたいだ。互いの故郷の話、現在の暮らしの話、歳、趣味、語り合った。このスイス人は生まれつき片方の肩から下が無かった。ここで綴ることは控えるが、肩に刻まれたタトゥーの意味に私は涙した。サ室の温度はそれほど高くなかったが、私のこころは最高に温かくなった。
一緒に施設をでて、感動のお別れ。
この時の私は知らないが、翌日再び会い、梨泰院にて二人でサムギョプサルを食べたのは良い思い出だ。
海外でもサウナは出会いの場だ。韓国サウナで出会ったトモダチは今でもInstagramで繋がっている。
ありがとう韓国。ありがとうサウナ。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。