2024.02.15 登録
[ 東京都 ]
##GW労働の怨念を薪で焼き尽くす。雨上がりの池袋、アクリルアヴァントに溶ける午後。
世間はゴールデンウィーク真っ只中。SNSに溢れる連休の浮かれた投稿を横目に、デスクに向かう自分。
募る苛立ちをそのまま仕事のエンジンに換えて、超速でタスクをなぎ倒し、定時よりかなり早めに「完遂」という名の勝利を収めて池袋へ。
向かった先は、絶対王者・かるまる。
受付で放たれた「本日は休日料金となります」の一言に、一瞬心の舌打ちを隠せなかったのは内緒。だが、ゲートをくぐればそこは戦士の休息地。
休日料金の恩恵は、すぐにやってきた。
普段の平日なら夕方までお預けの「薪サウナ」が、すでに出番を待っている。暗闇の中、パチパチと薪が爆ぜる音と、全身を優しく、かつ力強く包み込む熱。
午前中まで抱えていた仕事のトゲが、薪の炎と一緒に綺麗に灰になっていく感覚。あぁ、この時間のために俺は働いていたんだ。
極限まで蒸し上げられ、階段を駆け上がり屋上へ。
そこには、午前中の大雨が嘘のような、どこまでも高く澄み切った青空が広がっていた。
キラキラと光る1人用の「アクリルアヴァント」へ、ゆっくりと身を沈める。
この冷たさ、この静寂。広い屋上の水風呂を1人で独占できる贅沢。雨上がりの澄んだ空気に包まれながら水に溶けていくと、もう仕事のことなんて1ミリも思い出せない。
そのままデッキチェアへ。
大雨明けの爽やかな風が、火照った体を優しく撫でる。
視界に飛び込んでくる初夏の太陽と、バッチバチに出たあまみ。
GWに働き、苛立ちを燃料にして走り抜けた者にしか味わえない、最高に贅沢で、最高に背徳的な「ととのい」。
完・全・に・と・と・の・っ・た……!!!
悔しいけれど、この一瞬の解放感のために、また明日から頑張れてしまう。
かるまるさん、最高の逃避行をありがとう。

[ 東京都 ]
##国立の熱狂のあとに。心に空いた「君形の穴」を、TOTOPAの熱で優しく満たす夜。
TWICEの国立競技場ライブ帰り。
8万人の大歓声、圧倒的なパフォーマンス、空に舞う銀テープ。夢のような時間が終わってしまい、六本木へ向かう大江戸線の中で、とてつもない多幸感と同時に、どうしようもない寂しさが押し寄せてきた。
祭りの後の、この行き場のない感情を落ち着かせるため、TOTOPAへ。
洗練された静寂の空間に入ると、先ほどまでの国立競技場の喧騒が嘘のよう。
身を清め、サウナ室へ。静かに目を閉じると、暗闇の中で今日のセットリストが脳内を駆け巡る。メンバーの笑顔、ファンの歓声。汗と一緒に、溢れ出しそうな感情がとめどなく流れていく。
しっかり蒸された後、深くて冷たい水風呂へ。
火照った体が一気に冷却され、現実世界に少しずつ引き戻されていく感覚。
そして、TOTOPAが誇る極上の内気浴スペースへ。
深く心地よいチェアに体を預け、目を閉じる。ここで、頭の中に不意に『Doughnut』のサビがループし始めた。
『Ah 柔らかく甘い気分ふわふわしてる
心には君形の穴が空いてるの
Just like a doughnut』
まさに今の自分だ、と思った。
楽しすぎたからこそ、終わってしまった今、心の中にTWICEの形をした穴が空いている。あの空間にずっといたかった。もうすでに会いたい。
けれど、TOTOPAの計算し尽くされた内気浴の心地よい風と、体の奥底からじんわりと戻ってくるサウナの熱が、サウナ特有の「ふわふわした気分」をもたらし、その「君形の穴」の輪郭を優しく、ゆっくりと撫でていく。
喪失感を打ち消すのではなく、楽しかった思い出として温かく包み込んでくれるような感覚。
いつもの「最高だぜ!」という爆発的なととのいじゃない。
どこまでも静かで、切なくて、最高にエモーショナルな、感傷的なととのい……。
ありがとうTWICE。
そして、この行き場のない感情を優しく受け止めてくれたTOTOPA。
心の中のドーナツを温かい気持ちで満たして、明日からまた頑張ろうと思えた、最高の夜でした。

[ 東京都 ]
##日曜なのに奇跡の空き具合!?大井町の新星は「※狭いけど最高」な極上空間だった。
3月末にオープンしたばかりで話題沸騰中の「サウナメッツァ大井町トラックス」へ。
「日曜だし、絶対芋洗い状態でサウナ待ち確定だろうな…」
そう覚悟を決めて新設のトラックス口から直行したのですが……
あれ!? 意外と空いてるぞ!?
オープン特需の波が少し落ち着いたのか、日曜という激戦区にもかかわらず、自分のペースでゆったり回れるという奇跡のコンディション。この時点ですでに勝利を確信。
まずはサウナ。
話題の「トラムサウナ」は路面電車風の造りで、窓から車両基地が見えるエモい空間。そしてもう一つの「ウォーリュケロサウナ」も香りがたまらない。
正直なところ、都市型施設ということもあり全体的に「コンパクト(※ぶっちゃけちょっと狭い)」という印象は否めません。
しかし!その狭さが逆にサウナ室の熱の回りを抜群に良くしていて、セッティングは文句なしの最高レベル。コンパクトな空間に熱と香りがギュッと濃縮されていて、一瞬で滝汗ドバドバの限界突破です。
そして、我々GDO(外気浴大好きおじさん)にとってのメインディッシュ、休憩スペースへ。
ここもやっぱり「※狭い!」のですが、限られたスペースが極限まで工夫されていて、導線も座り心地も素晴らしい。
車両基地の電車がひっきりなしに行き交う風景を窓からぼんやり眺め、心地よい風を浴びていると、さっきまで「狭いな」と思っていたことすら完全に忘却の彼方へ。気付けば、大井町のど真ん中で信じられないほど深いディープリラックスの世界に引きずり込まれていました……。
完・全・に・と・と・の・っ・た……!!!
総評。
「※狭いけど、最高。」本当にこれに尽きます。
日曜にこの空き具合で、このクオリティのサウナと外気浴(内気浴)がサクッと楽しめるなら、控えめに言って最強の穴場。
あまり知られて激混みになると困るのですが……サウナイキタイの皆様にはこっそり共有しちゃいます。大井町トラックス、恐るべし!最高でした!
Googlemapだと低評価率高いですが、高輪SAUNASよりも客層が良い点や個人的にワークスペースもある点、そしてリラグゼーションのダンディなメガネイケメンのおじさまが優しい点など高評価です。
また来ます!
品川サウナ、お風呂の王様もある大井町はサウナ天国化しつつありますね。

[ 富山県 ]
都会の最先端サウナでバチバチにキメるのも最高だが、地方のスーパー銭湯が放つ「圧倒的コスパ」と「広大な空」には、どう逆立ちしても敵わない瞬間がある。
やってきました、「満天の湯 富山店」。
富山といえば名水サウナの聖地が目白押しだが、ここは“日常使いの最高峰”と言っていい。
サ室最上段に陣取ると、しっかりとした熱圧が全身をヒリヒリと包み込む。そこからわずか数歩で水風呂へダイブ。この無駄のない導線設計に、まずは心の中で静かに拍手を送る。
しかし、ここからが本番。私がここを激推しする最大の理由は、広大で開放感抜群の「露天風呂」と、そこでの「外気浴」にある。
外への扉を開けた瞬間、ドカンと広がる露天スペース。岩風呂や寝転び湯から立ち上る湯気の向こうには、視界を遮るもののない大きな空が広がっている。
富山の澄んだ空気が、火照った身体を優しく撫でる。自称・外気浴大好きおじさん(GDO)としては、この広々とした空間で風を浴びているだけで、自然と口角が上がってしまう。
都会のビル風も悪くないが、ここにあるのは、どこか優しくて完全に肩の力が抜ける風。露天風呂のチョロチョロという水の音をBGMに、ただ空を見上げてボーッとする。完全に心が「無」になる極上の時間だ。
そして、深く深くリラックスした頭で、ふと我に返って驚愕する。
「待って、これで850円(朝風呂なら700円)ってマジ?」
都内のカフェでちょっと良いコーヒーとケーキを頼むより安い。このクオリティの外気浴と、種類豊富な露天風呂がこの価格で手に入るなんて、控えめに言って費用対効果(ROI)が天元突破している。
「サウナは特別なレジャーではなく、日常の延長にある」
そんな当たり前の幸せを、圧倒的なコスパで証明してくれている素晴らしい施設。
気取らずフラッと来て、広い空を見上げながら「あ〜、最高」と声に出して呟ける。こういう施設が近くにある富山県民に、少しだけ嫉妬した一日でした。
特に富山市に関してはニューヨークタイムズが昨年選んだ訪れるべき都市の一つみたいです。
来てわかった 金沢もいいけど、富山の方がサウナーの私には好みかも。立山連峰を眺めてるだけで癒されるのは私だけ?
また来ます。

[ 富山県 ]
カプセルの狭いベッドでもぞもぞと起き出し、寝ぼけ眼のまま館内着で浴場へ向かう。この「起きて徒歩1分でサウナ」という堕落的かつ至高の導線こそ、カプセル泊最大の特権だ。
昨日に続き、堪能しました。北陸の聖地。
昨晩のサウナと宴も最高だったが、ここの真打ちは「朝」にあると確信した。
少しカラッとした昭和ストロングなサ室で、昨日のアルコールと日々の疲れをじっくり汗と一緒に流し出す。そして待ってました、名物の水風呂。
北アルプスの天然地下水掛け流し。肌に刺さるような暴力的な冷たさは一切なく、どこまでもまろやかで、まるで水に抱擁されているような感覚。思わず口元を緩ませながら、ライオンの口からドバドバと注がれるその名水をゴクリと飲む。身体の内と外からアルプスで満たされる、この無双感よ。
そして水滴をサッと拭き取り、いざ朝の外気浴へ。
ドアを開けた瞬間、富山の澄み切った冷涼な空気が、火照った身体を優しく包み込む。
都会のビルの谷間で吹く風も悪くないが、ここにあるのは純度100%、大自然のお裾分けのような「美味しい風」だ。
自称「外気浴大好きおじさん(GDO)」としては、この朝の風はたまらない。
露天スペースのベンチに腰掛け、目を閉じて深く深呼吸をする。頭の中には立山連峰の雄大な景色が広がっている……気がする。端から見れば、全裸でアホみたいな顔をして空を見上げているただのおじさんなのだが、心だけは完全にアルプスの山頂を飛ぶ鷹になっている。
飾り気のない、昔ながらのノスタルジーな空間。でも、水と空気のポテンシャルが圧倒的すぎる。
「ああ、生きててよかったな」
なんて、朝っぱらから柄にもなく壮大なことを思わせてくれるアルプスの外気浴。
しっかり仕上がった後は、近隣の煮込みうどんの名店で塩分補給。完璧な一日のスタート。
最新のオシャレサウナもいいけれど、結局こういう施設が一番実家に帰ってきたような安心感がある。富山に来たら、また必ずこの風を浴びに来ようと思います。最高でした。

[ 富山県 ]
##ギャップ萌えの極み。あの無愛想なおじさんがまさかの…!? 奇跡の水と狂乱の熱波で昇天。
北陸の聖地、スパ・アルプスへ。
入館時、受付にいたのは、お世辞にも愛想が良いとは言えない寡黙で職人気質なおじさん。(怒ってるのかな…?)と少しビビりつつも、いざ浴室へ。
サ室はしっかり熱圧のある素晴らしいセッティング。
そして待ちに待ったロウリュ・アウフグースの時間。ガチャッと扉が開いて登場した熱波師を見て、我が目を疑った。
……えっ!? さっきの受付の無愛想おじさん!?
嘘でしょ?と思った次の瞬間、おじさんが完全に豹変した。
「さぁさぁ!いきますよぉぉ!! 1、2、3、4 サウナ〜〜!!」
サ室の全員で「イェーイ!!!」の大合唱!
さっきの静けさは嵐の前の無音だったのか。超絶ハイテンションな掛け声とキレッキレのうちわ捌き!このものすごいギャップ、熱波以上の衝撃。最高すぎるだろ!おじさんの狂乱ぶりと謎の一体感に完全に心を撃ち抜かれ、気付けば滝汗ドバドバの限界突破。
そしてフラフラで向かうは、スパ・アルプス最大の武器「天然地下水の水風呂」。
……なんだこれ。圧倒的なまろやかさ。水が肌を刺す感覚が一切なく、冷たいのにずっと入っていたくなる。羽衣に包まれるというより、水と自分が一体化するような不思議な感覚。
さらに、蛇口からドバドバと溢れ出る天然水をそのままガブ飲みできる奇跡。天井からの打たせ水も浴びながら、体の中と外、両方から北アルプスの恵みで満たされていく。
極限まで甘やかされた状態で外気浴へ。
富山の澄んだ風が、火照った体を優しく撫でる。目を閉じれば、脳内に響き渡る「1,2,3,4 サウナ イェーイ」の残響と、極上のまろやか水風呂の余韻がグルグルと回り出し……
バッチバチのあまみと共に、完・全・に・と・と・の・っ・た……!!!
スパ・アルプス、本当に恐ろしい施設。
あの受付おじさんの熱波とコールを浴びに、そしてあの奇跡の水を飲みに、絶対に

[ 東京都 ]
##外気浴がなくてもGDOは昇天する。ワンオク×YOASOBIの熱狂を前に、TOTOPAの内気浴でバチバチに仕上がった話。
今日は待ちに待ったワンオクとYOASOBIのツーマンライブ。
開演を待ちわびる大群衆の熱気で、国立競技場周辺はすでに信じられないほどのエネルギーに満ちている。
その熱狂の渦に飛び込む前に、どうしても立ち寄りたかった場所がある。スタジアムの目の前に構える「TOTOPA」だ。
GDO(外気浴大好きおじさん)を自称する自分にとって、空を仰ぐ外気浴スペースがないこの施設は、普段のサ活とは少しスタイルが違う。しかし、極上の音楽を全身で浴びる前に、どうしても最新鋭のここで五感を限界まで研ぎ澄ませておきたかった。
喧騒から完全に隔離された静寂のサ室。
じっくりと熱に蒸されながらも、脳内ではすでに爆音のBGMが鳴り響いている。
ドクン、ドクンと早鐘を打つ心臓。サウナの熱圧のせいか、これから始まる歴史的ライブへの高揚感か、もはや自分でも分からない。
限界まで蒸された後、TOTOPA名物の「水深約160cmの水風呂」へ。
立ったまま肩までスッポリと冷水に包まれる圧倒的な爽快感。一気に強制冷却され、フラフラになりながら休憩ラウンジへ向かう。
外気浴がない? いや、全く問題なかった。
計算し尽くされた室内の温度、湿度、そして絶妙に流れる空気。インフィニティチェアに深く身を沈めると、外の風がなくても信じられないほどの深さで、ととのいの波がジェットコースターのように押し寄せてきた。
完全にリラックスしているのに、アドレナリンはドバドバ出ている。静寂の室内で、抑えきれない興奮がバチバチに交差していく強烈な多幸感。
「やばい、ライブ前にすでに仕上がりすぎている……」
GDOのこだわりすらあっさりと吹き飛ばす、完璧な事前チューニングだった。
サウナでクリアになった頭と、研ぎ澄まされた細胞の隅々まで使って、今日の音楽を全力で受け止めてくる。
フルスロットルで楽しむ準備はできた。いざ、熱狂の待つ国立のステージへ!

[ 東京都 ]
##ノーマークからの大逆転。仕事帰りの高輪SAUNASで、完全に裏切られた夜。
終わらない資料作成とミーティングの嵐。
脳みそが完全にフリーズした仕事帰り。
「とにかく、どこでもいいから早く汗を流してリセットしたい…」
そんな、なかば投げやりな気持ちで、正直そこまで期待せずに飛び込んだ「高輪SAUNAS」。
結論から言うと、入店前の自分を全力で土下座させたいレベルの、とんでもない名施設だった。
洗練されたデザインのサ室は、スタイリッシュな見た目とは裏腹に、セッティングが驚くほど硬派。
じっくりと、しかし確実に体の深部まで熱が入り込み、一日のドロドロとした疲労が汗と共に容赦なく絞り出されていく。
からの、水質の良さを肌で感じるキンキンの水風呂。この時点で「おや…?ここは只者じゃないぞ」と確信に変わる。
円形故に人が入ってても嫌な感じがしないのは良い。
そして、極めつけは内気浴。
GDO(外気浴大好きおじさん)としての厳しい目線を持ち込んでみたものの、一瞬で陥落した。
都会の喧騒を忘れさせる先端都市の企業戦士達が照らすネオンひしめく夜空を眺めながらのととのいがこんなに気持ち良いとは。
「なんだこれ……最高すぎるだろ……」
全く期待していなかった分、その強烈なギャップで、ととのいの波がジェットコースターのように押し寄せてきた。
完全にバグっていた自律神経が、スルスルと本来のチューニングを取り戻していく、あの圧倒的な感覚。
ノーマークの施設で味わう、想定外のディープリラックス。
自分のサウナ探求はまだまだ甘かったと思い知らされた。高輪のど真ん中に、とんでもないオアシスを見つけてしまった。これは通うしかない。
#サウナ #高輪SAUNAS #仕事帰り #ノーマークからの大逆転 #外気浴 #GDO #サウナイキタイ #想定外のととのい #平日サウナ

[ 東京都 ]
#地上26階の天空リトリート。摩天楼を見下ろす、2回目のパラダイス大手町。#
週末も鳴り止まないチャット、新しく始まった大型案件のプレッシャー。
「あぁ、もうダメだ。一旦リセットしないと脳がショートする…」
夕方、息継ぎをするように逃げ込んだのは、今年オープンしたばかりの「パラダイス大手町」。早くも2回目の訪問だ。
三田のPARADISE譲りの、あのガツンと来る高温オリジナルストーブ。
静かなサ室で己と向き合い、大量の汗と共に、抱え込んだ疲労と理不尽を全て絞り出す。
そして、ここへ来る最大の目的。サ室の目の前に広がる、25mの超巨大水風呂へのダイブだ。
圧倒的なスケール感。キンキンに冷えた水に全身を預けながら、中央に浮かぶ「ととのい小島」へと泳ぎ着く。
GDO(外気浴大好きおじさん)にとって、ここからの時間はまさに至福。
小島に身を委ね、地上26階から大手町の摩天楼を眺める。ついさっきまで自分が戦っていたコンクリートジャングルを、全裸で見下ろすこの背徳感たるや。
「あぁ…最高だ…」
日常と非日常の境界線が溶け出し、圧倒的な深さでととのいの世界へ引きずり込まれた。
最高のパフォーマンスを出すには、極上のオフが必要だ。
しっかり3セットをこなし、完全にバグが直った頭で、再び下界での戦いへ戻る。
独身庶民のささやかな、しかし最強の贅沢。
激務の同志たちよ、大手町で限界を迎えたら迷わず26階へ飛べ。そこには本当のパラダイスがある。
[ 東京都 ]
【隙間時間に上野へ逃避行。激務の果てに見上げた、北欧の外気浴の空。】
終わりの見えないタスク、鳴り止まない通知。
擦り切れるような激務の連続で、心身ともに限界アラートが鳴り響いていた平日の午後。
奇跡的にポッカリと空いた数時間。気がつけば、上野行きの電車に飛び乗っていた。
目指すは、あの赤いビル。我らが聖地「北欧」。
エレベーターを降り、館内着に着替えた瞬間に、纏っていた鎧が少しだけ剥がれ落ちる感覚。
はやる気持ちを抑え、丁寧に身を清めてからいざサ室へ。
110度超えのストロングな熱圧と、仄かに香るヴィヒタの香り。
薄暗く静寂に包まれた空間で、じっと己と向き合う。
毛穴という毛穴から吹き出す汗とともに、溜まりに溜まった日々の理不尽やストレスが全て浄化されていくようだ。
限界まで蒸された体を、キンキンに冷えた水風呂へ沈める。
声にならない吐息が漏れる。完璧な動線。もう、この時点で最高だ。
そして、北欧最大のハイライト、露天スペースでの外気浴へ。
デッキチェアに深く腰掛け、ふうっと息を吐く。
見上げれば、四角く切り取られた上野の悲しいほど青い空。(SMAP世代)
都会のど真ん中、なんなら有数の繁華街のはずなのに、ここは信じられないほど静かで澄んだ空気が流れている。
桜の開花宣言が身近になりつつある3月下旬。
肌を撫でる心地よい春の風を感じながら、意識がゆっくりと溶けていく。
「あぁ、生きててよかった……」
脳内を駆け巡る圧倒的な多幸感。深い深い、ととのいの世界へ誘われた。
締めは名物「トゴールの湯」で。
ぬるめの湯に浸かりながら、ゆらゆらと水面を見つめるこの時間がたまらなく好きだ。
3セットを終え、レストランで北欧特製カレーを口に運ぶ。夜から飲み会?しらねぇよ!俺の胃袋は宇宙だと言わんばかりにルーを絡めたライスをかきこむ。
スパイスの香りが、覚醒した五感にガツンと響く。美味すぎる。
激務は今日も明日も明後日もまだまだ続く。
でも、今の俺にはこの「北欧」がある。
フル充電完了。さあ、明日も戦おう。
トゴールの湯に浸かる名もなき仲間たちと共に。
#サウナ #水風呂 #外気浴 #サウナ北欧 #上野 #激務のオアシス #トゴールの湯 #北欧カレー #平日サウナ

[ 神奈川県 ]
三連休の最終日。明日からの現実がジワジワと迫り、肩にのしかかる特有の哀愁。
これを綺麗さっぱり洗い流すため、今年初となるHARETABI SAUNAへ。
「あぁ、やっと来れた……」
受付を済ませた瞬間、思わず心の声が漏れそうになる。
私は自他共に認める「外気浴大好きおじさん」なのだが、ここの休憩スペースは本当にずるい。外気浴至上主義の私でさえ、HARETABIの計算し尽くされた見事な気流と極上の風には、毎回完全に降伏してしまう。内気浴なのにととのうのだ。中華街のど真ん中で、これほどまでに深く沈み込める場所が他にあるだろうか。
烏龍茶ロウリュの芳醇な香りにじっくりと蒸され、キリッと冷えた水風呂で引き締めた後、特等席のインフィニティチェアへ。
全身を巡る血流を感じながら目を閉じると、「明日からまた仕事か…」という切ない感情すらも、心地よい風の中にスゥッと溶けていった。
やっぱりここのセッティングは最高だ。
外気浴おじさんを虜にする、魅惑のHARETABI。
しっかり英気は養えたので、これで明日からまたクライアントという名のモンスター達と戦えそうです。
今年もたくさんお世話になります。

[ 東京都 ]
大手町といえば、日本を代表するビジネス街。血走った目でパソコンを叩く戦士たちの街だ。
そんな日本一ハードな街の空中で、全裸の男たちがハンモックに乗って水面にプカプカ浮いているなんて、下を歩くスーツ姿の人たちは知る由もないだろう。
今年2月にオープンしたばかりの「PARADISE 大手町」。
ばかりと書いたが当初は22年?23年?オープンが伸びに伸びた。
三田もプライベートで何度も世話になったが、いつまで経ってもオープンの報せが入らない大手町はもはやサウナ界の「サグラダファミリア」では?と勝手に思っていたので、プレオープンの通知がLINEから届いた瞬間に思わず声を上げてしまった。
プレオープンのプラチナチケットは手に入らなかったが、ついに友人とサタデーモーニングから潜入調査。
当たり前だが土日なのでもぬけの殻のオフィスビルのエレベーターで高層階へ上がると、そこはコワーキングとジム、そしてサウナが融合したまさに大人の楽園。三田のPARADISEのDNAを受け継ぎつつも、なんだかスケール感がバグっている。
サ室はしっかり熱い。滝のように降り注ぐオートロウリュを浴びながら、「この後の水風呂のためなら、明日の理不尽なタスクも耐えられるかもしれない」と謎の活力が湧いてくる。十分に蒸された後は、まずは14℃設定のキンキンの冷水風呂でビシッと締める。
しかし、ここからがPARADISE大手町の真骨頂だった。
目の前に現れるのは、温浴施設としては規格外の25m巨大水風呂(という名のプール)。水温は25〜27度で、先ほどの冷水風呂からの「冷冷交代浴」がたまらない。
ウォーターハンモックに身を任せ、水面に浮かぶ「ととのい小島」を横目に仰向けになる。
視線の先には、窓越しに広がる大都会・東京の摩天楼と、緑豊かな植物たち。
大手町のビルの26階で、完全に重力から解放された自分が水に浮かんでいる。この圧倒的な非日常感と、自分が今「あの」大手町にいることを忘れる強烈なバグ感覚よ。
「ここは天国か、それとも都会の蜃気楼か」
プカプカ浮きながら、完全にIQが2くらいになった頭でそんなことを考える。下界の忙しなさが嘘のように、極上の浮遊感のなかで深く深く「ととのう」…いや、もはや水に「溶ける」。
サウナ、水風呂、そしてこの天空プール。
退館する頃には、日頃のストレスも疲労も綺麗に洗い流され、「明日からまた戦える(気がする)」と謎の無敵感に包まれます。
ただし、あまりの居心地の良さに仕事に戻る気が一切失せるので、仕事の合間の利用は自己責任でお願いします。最高でした。

日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。