花園温泉
温浴施設 - 北海道 函館市
温浴施設 - 北海道 函館市
引越しの疲労か、はたまた減量によるエネルギー切れか。今日の筋トレは驚くほどパフォーマンスが低かった。こんな時は無理に抗わず、潔く「メンテナンス」と称して回復メニューに専念するに限る。
筋トレ後の栄養補給を済ませ、向かった先は函館で3軒目となるサウナだ。暖簾を潜ると、そこには二つの入り口が両端にスプリットされていた。受付の女性に問うと「本館」と「新館」だという。
どうやら一度の入浴で両方を楽しむ贅沢は許されず、どちらか一方を「選べ」という非情な決断を迫られているらしい。
「どちらが人気ですか?」
「人によります」
受付に鎮座する、人生の酸いも甘いも噛み分けたであろうベテランの女性は、一度も口角を上げることなく言い放った。
最新のAIでも、もう少しサービス精神という名のプログラムが組まれているだろう。この鉄面皮を崩し、笑顔を手向けてもらえる人間がこの世に存在するのだろうか。もはや彼女に愛想を期待するのは、スクワットのMAXが寝て起きたら100kg増えているのを期待するくらい無益なことだ。
そっと両方の暖簾の向こう側を覗いてみると、新館の方が明らかに賑わっている。「それならそうと、ひとこと助言をくれてもいいのに」という言葉を喉元で飲み込み、僕はあえて本館を選んだ。
函館にはまだ滞在する。新館という「正解」は後にとっておき、まずは未知の本館へ歩を進めた。
一歩足を踏み入れれば、そこは完全なる「昭和」だった。壁に固定されたシャワー、そして黄色いケロリン桶。サウナ室に至っては、昭和初期から時が止まっているかのような遠赤外線サウナだ。利用者の平均年齢は、控えめに積算しても70歳を下らないだろう。
ふと映画『テルマエ・ロマエ』の世界に迷い込んだような、あるいは歴史の教科書の中に紛れ込んだような錯覚に陥る。
サウナ室を見渡せば、そこにいるのは全員が年季の入ったご老人であり、なおかつ全員が「ツーカー」の顔見知りだった。北野武監督の映画の作品をもじれば、まさに「全員常連」。
新館という快適な選択肢がありながら、あえてこの古き良き、いや、古すぎる空間に根を下ろす彼ら。どおりで平均年齢が「ヴィンテージ級」なわけだ。
480円という、これまた昭和で時が止まったかのような価格破壊的料金にも驚かされたが、温泉の質とサウナの熱気や水風呂の冷たさは本物だった。次はぜひ、あの「微笑まざる門番」に再会しつつ、新館という名の現代社会も体験してみたいと思う。
男
はい、一切の感情を排除した感じで、機嫌が悪いのかなあと思ってしまいましたこんばんは。
昭和!って感じですよ笑こんにちは
洗い場は同じような感じがしました、いつか必ず行きますこんにちは。
うわお!閉店ガラガラ笑お晩でございました。
お、そうなんですか!楽しみです!こんばんは
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