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手拭い太郎

2026.01.26

10回目の訪問

1月26日、「風呂の日」。
俺は仕事終わりのボロボロな身体を引きずり、仙台・国分町の喧騒を抜けて「キュア国分町」へと駆け込んだ。

今日のお目当ては、人気熱波師ユニット「鯖&味噌」によるアウフグース・イベント。日中の業務で削り取られた気力を、彼らの熱風で再充填したかった。20時の回に間に合わせるべく、流れるような動作でチェックインを済ませる。

急いで身体を清め、3分ほど湯船に浸かって下茹でを完了。火照った身体を水風呂で引き締めようとした時、奇妙な「違和感」が俺を襲った。

「……おかしい。寒さを、全く感じない」

通常なら1、2分で限界が来るキュアの水風呂に、5分浸かっても身体が冷えない。感覚が麻痺しているのか、あるいは内側に溜まった疲労という熱が冷気を拒絶しているのか。
その予感はサウナ室で的中した。

鯖&味噌の二人がタオルを振り回し、熱気が牙を剥く。いつもなら快感であるはずの熱風が、今の俺にはあまりに重すぎる。限界はすぐに訪れた。完走どころか、まさかのトップバッターで脱落。 己のコンディションの悪さに呆然としながら、敗走するように浴室を後にした。

風呂上がり、食事処「八波亭」へ向かうと、そこには談笑しながら食事を楽しむ鯖&味噌の二人の姿があった。
「挨拶を……」と思ったが、今の俺は完全に「エンプティー状態」。楽しく会話をする気力も、笑顔を作る体力も残っていない。邪魔をしてはいけないと、気配を消して立ち去ろうとしたその時、いずちゃんと目が合った。

強烈な眠気のせいで、自分でもわかるほどの「塩対応」な挨拶しかできなかった。そんな俺に対して、彼は眩しいほどの笑顔を向け、歩み寄ってきた。

「こちら、お納め下さい!」

手渡されたのは、2枚のオリジナルステッカー。
こんなボロボロの俺にも優しさを忘れない彼は、天使か何かなのだろうか。熱波でととのうことはできなかったが、そのホスピタリティが冷え切った心にじんわりと染み渡った。

もう、限界だ。瞼が重い。

今夜はただ、このまま深い眠りに落ちたい。
サウナ、水風呂、そして天使の優しさ。
今夜も、いい夜でした。

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62

手拭い太郎

2026.01.25

1回目の訪問

「サウナ&スパ グリーン」。
休日ということもあり、館内は賑わいを見せている。林業の仕事で凝り固まった身体を解くべく、私は足早に脱衣所を抜けた。
まずは、身を清める。
備え付けのシャンプーを手に取ると、上質な香りが鼻腔をくすぐった。この香りの良さが、戦場へ向かう前の戦士の心を静めてくれる。
サウナ室の扉を開けると、そこには理想的な空間が広がっていた。
温度は90℃。特筆すべきはその湿度の高さだ。肌がピリつくことはなく、潤いを保ったまま熱が身体の芯まで浸透していく。
「……悪くない。」
息苦しさは微塵もない。目を閉じ、呼吸を整え、じっくりと10分。
そして、この施設の真骨頂。天然シリカ入りの水風呂だ。
温度は15℃。キリッとした冷たさの中に、どこか丸みを感じる水質。シリカの恩恵か、肌をなでる感触が驚くほど滑らかだ。
しかし。
ととのいの最中、露天スペースの椅子に身を預けた私の目に、穏やかではない光景が飛び込んできた。
視線の先にある松の木。その枝葉が、無残にも茶色く枯れ果てている。
「……松食い虫か。」
湯上がりに、職業病だろうか、私は吸い寄せられるようにその松の木を観察しに行った。
やはり、マツノザイセンチュウによる被害だ。毎木調査の跡があるのがせめてもの救いだが、事態は深刻に見えた。
私は知っている。昨年、仲間の林業従事者が頭上から落ちてきた枯れ枝により、肩を粉砕骨折したあの惨劇を。
枯れた松は、立っているだけの凶器だ。
今日のような強風の日は、いつ「それ」が降り注いでもおかしくない。
サウナで得た「多幸感」が、一瞬にして「危機感」へと塗り替えられた。
60分という短い滞在だったが、ととのいの質は最高だった。だからこそ、皆に伝えたい。
公園内の美しい松林を守るための伐採が行われるその日まで。
風の強い日は、安全な内気浴で、静かに自分と向き合うことをお勧めする。

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55

手拭い太郎

2026.01.11

9回目の訪問

2026年1月11日、日曜日。仙台の街は、身を切るような冷たい風が吹き抜ける。

ふと通りに目をやれば、色鮮やかな振袖や真新しいスーツに身を包んだ若者たちが、誇らしげに闊歩している。今日は成人式なのだ。自分が子供だった頃、二十歳という年齢は、どこか遠い世界の完成された「大人」に見えていた。しかし、今年で37歳を迎える僕の目には、彼らの姿はまだどこか幼く、眩しいほどに青く映る。自分もあんな風に風を切って歩いていたのだろうか。そんな感傷を風に流しながら、僕はいつもの場所へと足を向けた。

向かったのは、ホームサウナである「キュア国分町」。冷え切った身体が、あの熱気を求めていた。

今日のテーマは、30分ごとに行われる「オートロウリュ」に合わせてセットを組むこと。自分なりに計算した贅沢な時間配分で、どっぷりとサウナの世界に没入する。

1巡目
まずは丁寧に身体を洗い清め、内湯でゆっくりと湯通しをする。毛穴が開いたところでサウナ室へ。タイミングよく始まったオートロウリュによって、灼熱の熱風が室内を駆け巡る。一気に吹き出す大量の汗。耐え抜いた後に逃げ込んだ水風呂は、まさに極楽だった。その後の外気浴、キリリと冷えた空気で、意識が急速に研ぎ澄まされていく。

2巡目
再び浴槽に浸かって身体の芯を温め直し、2度目のサ室へ。ここでも「爆風」を真っ向から受ける。熱い、というより痛快だ。全身を熱が包み込み、雑念が消えていく。水風呂から外気浴への流れもスムーズで、冷え切った外気が火照った身体に心地よく馴染んでいった。

3巡目
仕上げの3巡目。露天風呂でじっくりと温まってから、最後のオートロウリュを迎え撃つ。驚いたのは、その強さだ。設定が変わったのだろうか、今まで以上に風が力強い。押し寄せる熱波を全身で受け止め、最後の一滴まで汗を出し切った。

仕上げの水風呂を経て、外気浴スペースへ。ふと空を見上げると、いつの間にか暗くなった空から白いものがひらひらと舞い落ちてきた。雪だ。今日の夜から明日の明け方にかけて、しんしんと降り積もるらしい。

熱を帯びた肌に触れては消える雪の冷たさを感じながら、整いの向こう側でぼんやりと思う。成人の日、雪、そして37歳の自分。二十歳の頃には想像もしていなかったような穏やかな日曜日の締めくくりに、妙な満足感を覚えた。明日の朝、積もった雪を眺めるのが少し楽しみだ。

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65

手拭い太郎

2026.01.03

1回目の訪問

汗蒸幕のゆ

[ 宮城県 ]

2026年、早くも今年二つ目のサウナ施設へ足を運んだ。向かった先は、以前からお気に入りの「汗蒸幕のゆ」。正月休みということもあってか、館内はとてつもない混雑を見せていたが、驚くほどに静寂が保たれている。皆、一年の計はサウナにありと言わんばかり。

まずはロッキーサウナへ。扉を開けた瞬間、以前訪れた時よりも少しマイルドな熱気に包まれた。「おや?」と思い温度計に目をやると、指していたのは83℃。以前の記憶ではもう少しガツンとくる熱さがあった気がしたが、この日のコンディションには、このじっくりと芯まで温まる優しさがちょうど心地よかった。

じっくり三セットをこなし、汗を流した後は、17時という少し早めのディナータイム。一階のレストランへと向かい、名物の海鮮ビビンバを注文した。熱々の石鍋で焦げるおこげの香ばしさと、新鮮な海の幸の旨味が、サウナで空っぽになった体に染み渡る。この「サウナ飯」を食べている瞬間こそが、日常の喧騒を忘れさせてくれる至福の時だ。

食後の休憩を挟み、再び「後半戦」を楽しもうと浴場へ戻った時のことだ。湯気の中に、見覚えのあるシルエットを見つけた。よく見ると、なんと会社の上司であるK部長ではないか。

「まさかこんなところで……」

一瞬、挨拶をすべきか迷ったが、今はせっかくの正月休みだ。仕事のスイッチを入れるのはまだ早いし、何よりお互い裸の付き合いをするには、心の準備ができていない。私は咄嗟に持っていたタオルで顔を覆い、忍者さながらに存在を消した。K部長もまた、一人の男として静かにサウナを楽しんでいる様子だったので、野暮なことはせず、そのままバレないようにそっとその場をやり過ごした。

思わぬ遭遇に少し冷や汗をかいたが、それもまたサウナの醍醐味(?)かもしれない。予期せぬ緊張感のおかげで、その後の水風呂がいつもより一層冷たく、そして心地よく感じられた。

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63

手拭い太郎

2026.01.01

8回目の訪問

「新年明けましておめでとうございました!」と、過去形でお伝えせねばならない。

元旦の昼下がり、スマートフォンの通知が私の世界を止めた。俳優・長澤まさみさんの結婚。その文字を見た瞬間、膝から崩れ落ち、脚に力が入らなくなった。無理もない、私の心の支えが今、公的に誰かの支えになったのだ。
正月料理を口に運ぶも、味がしない。カマボコはゴムのようで、伊達巻はただのスポンジに感じる。このままでは2026年が「無味無臭の1年」になってしまう。私は、生存本能に突き動かされるように「キュア国分町」へ駆け込んだ。

浴場に入ると、そこには見覚えのある顔ぶれが。
「お前ら、元日から何でおるんや?ここに住んでるのか?」
そう突っ込みたくなる常連たちの姿に、少しだけ実家のような安心感を覚える。ふと、アダチタクミ氏と目が合い、思わず会釈。聞けば本日の熱波担当は20時から。さらに1月3日はサンピアの湯に降臨するという。

現在の時刻は17時過ぎ。私は3時間パックで入館している。

「20時まで粘るか、帰るか……」

長澤まさみロスで判断力が鈍っている私に、サウナの熱気が必要だった。まずは18時の初熱波を浴び、脳を強制再起動させる。蒸気に包まれながら、「まさみ、幸せになれよ……」と、心の中で(血を吐くような思いで)整理をつけた。

結局、私は「八波亭」で夕飯を食べ、2時間の延長を決意した。
空腹を満たせば、少しは味覚が戻るかもしれない。
現在、4階の休憩スペースでこの日記を書いている。

さらば、私の2025年までの片思い。
よろしく、20時からのアダチタクミ。

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  • サウナ温度 96℃
  • 水風呂温度 16℃
72

手拭い太郎

2025.12.31

5回目の訪問

一年の締めくくりに、心身を清めようと訪れた「そよぎの杜」

年末特別料金という「高いハードル」があるのだから、きっと落ち着いた大人の空間が広がっているはず……という淡い期待は見事に打ち砕かれる

いざ足を踏み入れると、そこは年末の賑わいを凝縮したようなカオスな世界
元気いっぱいに叫ぶお子様たちと、修学旅行の夜のようなテンションで盛り上がる若者たち
どうやら「特別料金」は、静寂のチケットではなく、賑やかさへのフリーパスだったようだ

人混みを避けるべく、「禅サウナ」という名のシェルターへ逃げ込む
薄暗い室内、ようやく訪れた静寂。 
「これだよ、これ……」と心の中で呟き、ようやく一息ついたのも束の間
先ほどの若者グループが、示し合わせたかのように入室
彼らは「禅」という概念を完全に置き去りにしたまま、互いの体を触り合っては「筋肉すげーな!」「炭水化物抜いてるからな」と、熱烈なボディチェックを開始
サウナ室はタンパク質の自慢会場ではないし、あなたの食事制限の成果は、できれば風呂上がりかLINEで報告し合ってほしかった
あまりの賑やかさに、私の心拍数はサウナの熱気ではなく、純粋な「戸惑い」で上昇。ついに耐えかねて、優しくお喋りを控えるよう注意

年明けこそは、あまりの静けさに自分の心音しか聞こえないような、そんな穏やかな施設で心を浄化したいと切に願う

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61

手拭い太郎

2025.12.29

2回目の訪問

12月29日。
仙台の空は、驚くほど青く、澄み渡っていた。
冬の冷たさの中に混じる、柔らかな陽光。私は誘われるように、仙台駅へと足を向けた。
久しぶりに揺られたJRの車内は、帰省客や買い物客でごった返している。
年末特有の、あの少し浮足立った、それでいてどこか慌ただしい熱気。
人々の喧騒を通り抜け、私はバスに乗り換えた。
今日の目的地は、「ゆ〜とぴあ仙台南」。
到着して暖簾をくぐるが、やはりここも年末の活気に満ちていた。
浴場へ入ると、立ち込める湯気の中に子供たちの絶叫が響き渡る。
……ふぅ。
今の私には、この賑やかさを受け止めるだけの余裕がないようだ。
サウナ室の扉を開ける前に、私は一度、自分をリセットすることにした。
食堂で、ゆっくりと夕食を摂る。
火照った体を落ち着かせながら、スマートフォンの画面をなぞった。
「サウナイキタイ」。
そこには、名前も知らない誰かの人生が、サウナの熱と共に刻まれている。
ふと、一つの投稿が目に留まった。
「雇われリーマン、娘あり」。
投稿主は、社会という名の荒波に揉まれ、削り取られそうになるメンタルを、サウナの熱で繋ぎ止めているようだった。
娘さんの存在を心の拠り所にしながら、独り、水風呂の中で己を鼓舞する姿が浮かぶ。
「……切ないな。」
気づけば、独り言が漏れていた。
かつての自分も、同じだった。
何者かになろうとして、何者にもなれず、ただ熱い蒸気の中に逃げ込んでいた、あの頃の自分。
彼の綴る言葉は、私の古い傷跡に、温かいお湯を注ぐように染み渡っていった。
誰しもが、何かを背負ってここに居る。
あの騒がしい子供たちも、それを宥める親たちも、そして画面の向こうの彼も。
そう思うと、先ほどまでの喧騒が、不思議と愛おしい生活の音に聞こえてきた。
さて、気を取り直して。
もう一度、あの熱の中へ戻るとしよう。

唐揚げ定食

麻婆豆腐定食のつもりが間違って唐揚げ定食のボタンを押してしまった

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61

手拭い太郎

2025.12.27

1回目の訪問

秋の宮山荘

[ 秋田県 ]

雪が舞う国道108号線。宮城県境の鬼首を越え、秋田県湯沢市へと車を走らせる。
ここは絶世の美女、小野小町が生まれたと伝えられる里。視界を遮るほどの白銀の世界、立ち並ぶ秋田杉の重なりが、東北の冬の深さを物語っていた。
たどり着いたのは「秋の宮山荘」。
冷え切った身体を抱え、まずは浴室へ向かう。カランから出る湯で丁寧に身体を洗い清めると、凍えていた皮膚がようやく呼吸を始めた。
まずは内風呂で湯通しだ。
湯加減は、熱すぎず、ぬるすぎず。肌に馴染む柔らかな湯が、長距離運転で強張った筋肉をゆっくりと解きほぐしていく。
「よし……」
十分に下茹でを終え、サウナ室の扉を開ける。
室温計は78℃。サウナとしてはかなり低めの設定だが、湿度が絶妙だ。湯通しのおかげで、低い温度でも毛穴からじわりと汗が噴き出してくる。
誰もいない静寂。自分の鼓動と、時折聞こえる雪の落ちる音。
じっくりと時間をかけて、身体の芯まで熱を浸透させていく。
水風呂を堪能した後、露天スペースへ。
日本列島を包む寒波が、濡れた肌を瞬時に引き締める。マイナスの外気と、体内の熱がぶつかり合い、吐く息が真っ白に消えていく。雪を見ながらの外気浴。これこそが、冬の秋田を旅する醍醐味だ。
二セット目。
露天風呂でしっかりと身体を温め直してから、再びサウナへ。
さっきとは一転、温度計は88℃を指していた。ストーブの機嫌が良くなったらしい。
室内のテレビでは、2025年を振り返る特番が流れている。
「……今年も、色々あったな」
画面には連日のように報じられた「クマの出没」のニュース。
ふと思い出す。全国初の緊急銃猟で、あのクマを仕留めたのは、僕の職場の先輩だった。
テレビの向こう側で起きている大事件が、実は自分のすぐ隣の日常と繋がっている。そんな不思議な感覚に包まれながら、さらに汗を流した。
三セットを終える頃には、心も身体も完全に「ととのって」いた。
こじんまりとした施設。混雑とは無縁の、穏やかな時間。
都会のサウナにはない、土地の空気そのものを味わうような贅沢がここにはある。
脱衣所で服を着ると、急に激しい空腹を覚えた。
サウナの後は、胃袋もまた準備万端だ。
「よし、せっかくだ。稲庭うどんでも食べて帰ろう」
小町の里に降る雪は、まだ止みそうにない。
僕は車のエンジンをかけ、艶やかなうどんと、温かい出汁の香りを求めて雪道へと踏み出した。

稲庭うどん 寛文五年堂

天ぷら付き二種三味うどん

見た目も美しく、とても美味しい。

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  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 12℃
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手拭い太郎

2025.12.26

7回目の訪問

十二月の風が、国分町の喧騒を鋭く削り取っていく。
二十六日。世間が慌ただしく「仕事納め」の四文字を掲げるなか、私の仕事は午後二時にふっと幕を閉じた。例年ならデスクの片付けに追われている時間だが、今年は違う。私は夕暮れどき、いつものように「キュア国分町」のゲートをくぐっていた。
今年は、人生の舵を大きく切った一年だった。
林業という生業に飛び込み、私は今、木を伐って生きている。夏の山は地獄だった。茹だるような湿気と、肌を刺す虫の群れ。冬になれば一転、指先の感覚を奪う凍てつく寒さが牙を剥く。自然という巨大な生き物を相手にするなかで、自分のちっぽけさを思い知る日々だったが、幸いにも五体満足で今日を迎えることができた。その事実だけで、今の私には十分な報酬に思えた。
サウナ室の重い扉を開けると、濃密な熱気が全身を包み込む。
最上段に腰を下ろし、じわりと滲み出す汗を眺めながら、この一年の景色を反芻した。チェーンソーの震動、杉の地響き。すべてが熱に溶けていく。
「この後十八時から、熱波ロウリュサービスを開始します」
アナウンスが響いた。今日の担当は、あだちたくみ氏だという。その名に、私の胸が躍った。
今年の夏、山形の水沢温泉館で彼に初めて出会った。まだ仕事に慣れず、心身ともに疲れ果てていたあの頃。彼の振るう熱風は、沈んだ心を無理やり叩き起こしてくれるような力強さがあった。まさか、ホームサウナで再び彼にまみえることになるとは。
サウナストーンに水が注がれ、弾ける音が室内に響き渡る。あだち氏がタオルを振り回すたび、猛烈な熱の塊が私を襲った。けれど、それは一年の垢をすべて焼き尽くし、新しい自分へと生まれ変わらせてくれるための、聖なる儀式のようだった。
吹き出す汗とともに、一年分の疲れが流れ落ちていく。
色んな出会いがあった。厳しい自然に揉まれ、人の温かさに触れた一年だった。
サウナを出て、キンと冷えた水風呂に浸かる。来年もまた、健やかに、そして幸多き一年であればいい。
国分町の夜風は冷たかったが、風呂上がりの私の心には、消えることのない小さな焚き火が灯っていた。

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手拭い太郎

2025.12.21

6回目の訪問

師走もいよいよ押し詰まり、街がそわそわと浮き足立つ日曜の昼下がり。
私は、今年の「サウナ納め」をどこで執り行うべきかという、極めて重大かつ贅沢な命題に頭を抱えていた。
「どうせ悩むなら、蒸されながら悩めばいいじゃないか」
そんな、名案のようでいて単なる思考の先送りに過ぎない結論に達し、私は近場のサウナを検索し始めた。
一瞬、愛子天空の湯が脳裏をよぎったが、すぐさま打ち消す。あそこの夕刻の混みようといったら、もはや「芋洗い」を通り越して「人口密度の限界突破」だ。あの苦い記憶を、年の瀬に再演するわけにはいかない。
結局、私は静寂を求めてキュア国分町へと足を向けた。
受付を済ませ、脱衣所へ。
予感は的中した。静かだ。空気が澄んでいる。
浴室に足を踏み入れても、その平穏は保たれていた。騒がしい若者の集団もおらず、ただそれぞれの「孤独な戦い」に勤しむ男たちが点在しているだけ。この、他者に干渉しないプロフェッショナルな空気感が、今の私には何よりのご馳走だ。
丁寧に身体を洗い清め、まずは浴槽へ。
五分間、じっくりと湯に浸かってからサウナ室へ乗り込むのが、近頃の私の様式美(ルーティン)である。
サウナ室の扉を開ければ、そこにはいつも通りの、容赦のない熱気が待っていた。
正面のテレビでは、なぜか『魔法少女まどか☆マギカ』が放映されている。
薄暗い室内で、汗だくのおっさんたちが微動だにせず、過酷な運命に翻弄される少女たちの物語を食い入るように見つめている。なんともシュールで、それでいてどこか崇高な光景ではないか。
そんな光景を眺めているうちに、私の身体もしっかりと「仕上がって」きた。
逃げ出すように水風呂へ。
刺さるような冷たさが、弛緩しきった精神をきりりと引き締めてくれる。
仕上げは、露天スペースでの外気浴だ。
芯まで熱を蓄えた身体から、薄く湯気が立ち上る。冬の冷気が、火照った肌を優しく撫でていく。この瞬間、私の意識は日常の重力から解き放たれ、ただただ宇宙の調和(あるいは単なる快感)へと溶け込んでいく。
「明日からまた、仕事か……」
ふと、現世の義務が頭をかすめる。
だが、二十六日の仕事納めまであと数日。この爽快感があれば、なんとか乗り切れるはずだ。

――おっと、いけない。
肝心の「サウナ納め」の場所を決めるのを、すっかり忘れていた。
だが、整い切った頭で考える。まあ、いいじゃないか。その時の風が吹くまま、気分が向くまま。どうせ最後には、最高の「熱」が私を迎えてくれるのだから。

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手拭い太郎

2025.08.24

1回目の訪問

行ってまいりましたよ。ゆ〜とぴあ仙台南。
リニューアルオープン後の初訪問。
そんなこんなで受付をすませ、早速サウナタイム。

サウナ室の熱気に包まれ、無我の境地へと向かおうとしていたその時、ドアが開いて、一人のダンディなおじさまが入室。

静かに汗を流し始めた彼の、まさに「ととのい」タイム。
そこへ、またドアが開き、もう一人のおじさまが。

「おっ!お久しぶりです!」

どうやら、先客のおじさまの知り合いだった様子。
二人は世間話に花を咲かせる。

「最近どう?」
「この前はありがとう」
「また今度飲みに行こうよ」

サウナの熱気と二人の会話で、室内の温度がさらに上昇していく。
しかし、その会話の主導権を握っているのは、どうやら後から来たおじさま。

そして、会話が一区切りついたところで、後から来たおじさまが爽やかに去っていく。

「じゃ、また連絡しますね!」

一人取り残された先客のおじさま。
先ほどまでの朗らかな表情は消え失せ、真剣な眼差しで虚空を見つめている。
そして、ぼそりとつぶやいた。

「…誰や、あいつ。全く思い出せん」

サウナの熱気で汗とともに流れ落ちたのは、彼の記憶だったのかもしれません。

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手拭い太郎

2025.08.17

6回目の訪問

利久で牛タンを食べた後、キュアでサウナと外気浴をしながら、ドラマ「サ道」のストーリーを妄想。



最近、仕事で行き詰まっていた。思考回路が完全に詰まっていて、まるでサウナに入らない日の自分のように、頭の中が澱んでいた。そんな時、ナカタはサウナ仲間の偶然さんに相談してみた。

偶然さんはいつものようにニヤリと笑い、こう言った。「ナカタさん、それ、サウナが足りてないんですよ。この間、出張で仙台に行ったんですけどね、国分町にすごいサウナ見つけたんです。『サウナ&カプセル キュア国分町』っていうんですけど、そこのオートロウリュが、もう熱の暴力でね。一気に頭が空っぽになるんです」
偶然さんの言葉に、ナカタの心に一筋の光が差した。そうだ、この澱んだ頭を、熱波で焼き尽くせばいい。

次の休日、ナカタは、東京駅から新幹線に飛び乗り、仙台へと向かった。たかがサウナのために、と思われるかもしれない。だが、この旅の真の目的は、日々の喧騒から逃れ、自己と向き合うこと。その答えが、ここ仙台にあると信じていたのだ。

仙台駅に降り立ち、地下鉄に乗り換えて中心部へ。夜の街の熱気から逃れるように、ナカタは昼間からその扉をくぐった。目的はただ一つ、3時間の集中修行だ。

サウナ室で黙々と汗を流していると、隣に座っていた中年の男性が話しかけてきた。

「兄ちゃん、初めてかい?わざわざ東京からようこそ!…兄ちゃん、この後、何か食べる予定はあんの?仙台に来たら、牛タン食わなきゃだめだべ。『利久』に行ってみな。あれを食わなきゃ、サウナは完成しない」

十分に蒸されたら、次は水風呂へ。キンキンに冷えた水が全身の細胞を叩き起こし、ナカタは「生きている」という、最も原始的な感覚に支配される。水風呂から上がり、外気浴スペースへ。国分町の昼間の風が火照った肌を撫で、全身の感覚が研ぎ澄まされていく。

わずか3時間だったが、ナカタの魂は、すでに何光年も旅をしてきたかのように満たされていた。地元のおじさんの言葉が頭をよぎる。そうだ、サウナは完璧だった。だが、まだこの旅には続きがある。

ナカタは「利久」へと向かった。肉厚な牛タンは、炭火の香ばしさと旨味が溢れ出し、添えられた南蛮味噌のピリッとした辛さが、さらにその美味しさを引き立てる。
ああ、これが完成形だ。サウナで魂を清め、牛タンで肉体を満たす。そして南蛮味噌が、その魂と肉体を繋ぐのだ。この三つが揃って初めて、この旅は完璧なものになる。ナカタは、この聖地を後にし、ふたたび東京へと戻っていくのだった。

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手拭い太郎

2025.08.16

1回目の訪問

LOG

[ 福島県 ]

午前8時。灼熱のアスファルトが陽炎を揺らす中、私は仙台を出発した。今日の目的地は、福島県の森にひっそりと佇むサウナ施設「LOG」。お盆期間の混雑を覚悟しつつも、この旅が最高の1日になる予感に、私の胸はすでに打ち震えていた。

国道4号線を南下し、郡山の少し手前で大玉村方面へと車を走らせる。道は次第に森の奥深くへと吸い込まれていく。窓を開けると、都会の澱んだ空気とはまるで違う、清涼な空気が魂の隅々まで染み渡っていく。この静寂と自然の美しさこそ、私が喉から手が出るほど求めていた、何物にも代えがたい「清貧」なのだ。

しばらく進むと、ようやく目的地「LOG」が見えてきた。木々に溶け込むように建つ、白い木造の建物。こんな静かな場所に、まさかこんな奇跡のようなサウナがあるなんて。きっと、オーナーはサウナの妖精に違いない。

車を停めて外に出ると、ふわりと香ばしい焚き火の煙が鼻をくすぐった。受付へと向かう広場には、広葉樹が燃える焚き火台があり、その柔らかな香りに迎えられ、私の心はすでに安らぎという名の絨毯に包まれていた。

階段を降りていくと、森の中に突き出すように設置された煙突が見えた。あれは間違いなく、サウナの煙突だ。幸いにも施設は混雑しておらず、私はまるで神殿に足を踏み入れるかのように、身も心も清められながらスムーズに中へ入ることができた。

受付のスタッフさんからこの施設のことを伺った。元々、オーナーさんがサウナ好きで、その趣味が高じて作ったとのこと。母体が林業会社のため、施設の土台は自分たちの手で作ったという。薪は地元福島県産の楢木を、水風呂の水は敷地内の井戸水を使うという徹底した「地産地消」へのこだわり。さらに井戸水を焚き火で沸かしたお風呂まであるという贅沢さ。ああ、このオーナーさんは、きっとサウナの神様に溺愛されているに違いない。

サウナ室に入ると、楢の薪が燃える優しい熱気に全身が包まれる。じっくり汗を流した後は、井戸水ならではのまろやかな水風呂へ。体の芯まで冷える清涼感が最高に気持ちいい。そして、ととのいスペースから見えるのは、手入れされた美しい森の景色。木漏れ日と風の音の中で、体も心も深くととのっていく。

夢のような時間を過ごし、帰りはスタッフさんおすすめの喜多方ラーメン金光老麵へ。大盛りの肉ラーメンを堪能し、最高のサ旅を締めくくった。五感を満たしてくれる、至れり尽くせりの一日だった。これはもはや旅ではなく、私にとっての救済であった。

PS.LOGのステッカー貼りました。

㈲金光老麵

大盛り肉ラーメン

喜多方出身のスタッフさんオススメの喜多方ラーメン。味は折り紙付きだ。

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共用

  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 19℃
31

手拭い太郎

2025.08.15

4回目の訪問

今日も朝からどうにも気分が乗らない。まるで身体に重りがついたみたいだ。えいっ!と気合を入れて、午後から愛子にあるサウナの聖地、「そよぎの杜」へ向かうことにした。

施設に着いてまず目についたのは、露天スペースの「深湯」。普段は静かなその場所が、今日はまるで子供たちのプールと化していた。おいおい、潜水禁止だろ!と心の中でツッコミを入れつつ、サウナへと逃げ込む。

サ室でじっくりと汗をかき、いざ水風呂へ。
いつもなら心地いいバイブラが待っているはずが、今日はまさかの故障中。代わりに水温計を見ると、まさかの14℃!おいおい、冷たすぎだろ!…と、思ったが、これがまた最高。キンキンに冷えてやがるぜ!と心の中で叫び、しばし水の中で浮遊。こんな得難い体験、めったにない。

水風呂の余韻に浸っていると、貼り紙を発見。「灼熱の漫談ロウリュウ師いずちゃん」のイベントが開催されるらしい。面白そう!とリストバンドをゲットし、彼のロウリュウを待つことにした。

いよいよ17時、禅サウナへ。
中に入ると、お香の香りが漂い、一気に厳かな雰囲気になる。彼がロウリュウを始めると、その熱波はまさに灼熱。漫談と熱波のコンビネーションに、体も心も癒されていく。気がつけば、モヤモヤは汗とともにどこかへ消えていた。

サウナ後は、施設内の飲食店で夕食。
熱波で整った体に、麻婆豆腐のピリリとした辛さが染み渡る。明日はいよいよ、福島のサウナ施設「LOG」へ遠征だ。今日の疲れをしっかり取って、明日に備えて早めに寝よう。

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手拭い太郎

2025.08.03

1回目の訪問

「サウナのためだけに、わざわざ岩手まで?」

職場の同僚が心底信じられないといった顔で言った。彼らは知らないのだ。サウナが単なる「体を温める」箱ではなく、魂の洗濯機なのだということを。だから仕方ない。密かに「みんなはわかってないな」と心の中でつぶやいた。

盛夏の陽射しが降り注ぐ8月3日。私は仙台の自宅から車を走らせ、岩手県は北上市、夏油高原兎森の湯へと向かった。数日前の福島でのサウナ旅に失敗した、あの苦い記憶のリベンジである。芋洗い状態の浴室に戦意喪失した悔しさを晴らすため、今回は人里離れた山奥の穴場に賭けることにしたのだ。

料金は入浴料が700円、タオルのレンタル料が300円。全部込みでたったの1,000円。財布に優しいというのは、それだけで旅の成功を予感させた。駐車場に車を停め、窓を開ける。仙台市内の湿った空気とはまるで違う、緑と土の匂いがふわりと流れ込んできた。

浴室の扉を開けると、温泉特有の硫黄の香りがふわりと鼻をくすぐる。まずはシャワーで体を洗い、内湯で体を温めた後、半露天風呂へと足を踏み出した。蚊取り線香の煙と、青々とした木々の香りが混じり合い、なんとも言えない心地よさだった。湯船から見上げるそこには、言葉を失うほど見事な山の眺望が広がっていた。

そして、サウナだ。絶景が売りのサウナ室で、ちょうど午後1時にロウリュウイベントが始まった。スタッフがストーブ上の箱にアロマ水を流し込むと、熱い蒸気が立ち昇る。熱くなった体を冷ます水風呂も格別だった。スタッフさんがまるで魔法使いのように、大量の氷を惜しげもなく入れてくれる。ミントの葉が浮かぶ水はキンキンに冷えて、たまらない。

サウナ後は浴室からすぐの食事処へ。券売機でボタンを押し間違え、とろろ蕎麦が出てきたが、その豊かな香りに心底驚いた。蕎麦湯も何度もおかわりしてしまった。

福島で叶えられなかった、ささやかな夢。それが今、この兎森の湯で完璧な形で叶った。心も体も満たされた私は、車を走らせながら、もう次のサウナ旅の計画を練っていた。

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手拭い太郎

2025.07.10

2回目の訪問

高源ゆ

[ 山形県 ]

あいにくの曇り空。重く垂れ込めた灰色の雲の下、私は久々に車を走らせた。目的地は、山形蔵王の「高原ゆ」。

家を出たのは朝の7時。仙台の街を抜け、折立、川崎を過ぎる頃には、空はますます厚みを増していた。
途中、ふと目に留まったのは、小学校を模した小さなピザ屋。懐かしさを感じるその建物に惹かれ、ベーコンピザを注文した。窓の外は、もうすぐ雨が降り出しそうな気配を漂わせている。

山へと向かう道をさらに進み、蔵王エコーラインに差し掛かった。曲がりくねった道を登っていくと、信じられないことに、山頂付近の空は雲一つなく晴れ渡っていた。山は、麓の天気を気にも留めないかのように、ただ静かに佇んでいた。

目的地の高原ゆに到着し、車を降りると、敷地内から小さな破裂音が聞こえてきた。スタッフの方が爆竹を鳴らしている。熊が出たのだという。自然の中に身を置いているのだと、改めて実感させられる出来事だった。

館内に入り受付を済ませる。ここのサウナは予約制のため、いつも落ち着いて過ごすことができる。私は脱衣所で静かに服を脱ぎ、サウナ室の扉を開けた。熱い空気が肌を包み込む。いつも通り、サウナストーンにロウリュウをする。ジュッと音を立て、水が蒸気に変わり、アロマの香りがサ室に満ちていく。その香りに、ただただ心が安らいでいくのを感じた。
サウナを終え、帰り道に蔵王の御釜に立ち寄った。青く静かな湖面を眺めていると、今日一日の出来事を振り返る。曇り空から始まり、雨の気配を感じ、山頂で晴れ間を見つけ、そして静かなサウナの熱に癒される。そして、最後にこの神秘的な青。
山を下り、再び曇り空の中を走る。心の中には、静かな安らぎが残っていた。

森のピザ工房 ルヴォワール

自家製燻製ベーコンピザ

チーズとベーコンが美味しい

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手拭い太郎

2024.02.26

4回目の訪問

鯖&味噌のイベントということで有休を取り入店。フロントにいずちゃんとラブリーともちゃんがいらっしゃりご挨拶。

16時40分イベントのアナウンスが流れ、お客さん皆んなソワソワ。

17時からのイベントが開始となり、サ室は総勢34名のお客さんで鮨詰め状態、最高の熱波タイムスタート。
途中スマホの熱暴走により音楽が止まるアクシデントが起きたが、お客さん皆んなで合唱しボルテージは最高潮に。
楽しいイベントになりました。

イベント後、お客さん外気浴スペースで皆んなこんな感じになってました。

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手拭い太郎

2024.02.20

3回目の訪問

「キュアのサウナの設定何かに似てるなあ。
オートロウリュのとんでもなく熱い水蒸気が何かに似てるな、、」と思いながら今日も堪能。

帰りにヨドバシカメラで解決。
家電コーナーで見つけましたよ、"スチームトースター"です。
「パンの水分を保持したまま焼き上げ、外はカリッ中はもっちり食感を実現します。」これと同じ事サ室で30分毎に起きてる。

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手拭い太郎

2024.01.22

3回目の訪問

本日もそよぎの湯にてサ活。
サウナ・スパ 健康アドバイザーの公式テキストを試し読みしていた私にとって今回のサ活は大きな発見があったので皆さんにシェアしたいと思う。

私は通常水風呂へ入る際肩までしっかり浸かり、しっかり冷やしてからととのい椅子へ移動するのだが、今回は最初10秒は肩まで浸かってその後は水風呂内で半身浴を3分、その後ととのい椅子へというムーブを試みた。
心臓への負担が少なくなる為か、不思議と"水風呂に入っていながら"ととのいの境地へ達することができた。

今までは施設の構造にばかり目がいき、肝心のととのいへの探究心を忘れていたことに気付いた。大切なのは"その施設でどうととのうか"であると肝に銘じそよぎの杜を後にする。

外は雨、体温が冷たい空気に溶けていく。

心も身体もととのいました!ありがとうサウナ!ありがとうみんな!

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手拭い太郎

2024.01.19

2回目の訪問

桶シャワー
ポジション探して
浴びてみる

むしを

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